群馬パース大とタカラバイオがコロナ検査キット共同開発 変異株を1時間で検出
 

 新型コロナウイルスの変異株を巡り、群馬パース大(群馬県高崎市)は31日、同大大学院の木村博一教授(59)と宝ホールディングス傘下のタカラバイオ(滋賀県草津市)が共同で、変異株を約1時間で検出可能なPCR検査キットを開発したと発表した。発売は13日。

 キットは英国株、南アフリカ株、ブラジル株などが持つ「N501Y変異」を検出できるものと、南アフリカ株やブラジル株が持つ「E484K変異」を検出できるものの2種。ともに従来型株は検出しない。

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