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おかしな転生 作者:古流 望

第29章 イチゴタルトは涙味

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304話 ストロベリー

 若き行商人にしてモルテールン家御用商人デココの弟子デトマールは、モルテールン家の領主館を訪ねていた。

 この屋敷はモルテールン領の政治の中心だけあって来客は多く、身分的に低いデトマールは朝方に尋ねてから昼過ぎまで待たされることになる。

 これでもデココの顔を立てて優先してもらっている方なのだが、待たされる側としては忍耐と膀胱が試される時間でしかない。


 「待たせてしまいましたね」


 長い時間を待たされた挙句の果て、ようやく応接室に呼ばれたデトマールは、笑顔の少年と相対する。


 「いえ、お時間を頂戴し、感謝いたします。ペイストリー=モルテールン卿におかれましてはご健勝の御様子何より幸いのことと存じ上げます」

 「堅苦しい挨拶も結構ですが、僕は見ての通りの若輩者です。それに、僕とデトマールの仲じゃないですか。どうか気楽にしてくださいね」

 「は、ありがとうございます」


 気楽にしろと言われたが、それで本当に気楽に出来るなら世話はない。

 モルテールン家のペイストリーといえば、デトマールも何度となく煮え湯を飲まされた名うての交渉人である。ほんわかした口調であったり、大人しそうな美麗な容姿であったり、或いは十代そこそこといった年であったりに騙されてはいけない。

 いつ何時、言葉尻をとらえてむしり取ってくるか知れたものではないのだ。最大級の警戒を保ったまま、顔だけは笑顔で挨拶するデトマール。


 「突っ立っているのも疲れるでしょう。どうぞ座ってください。今、お茶を入れさせましょう」


 お茶が来ると聞いて、少々ながらデトマールの体が強張る。いささかながら、下腹部の張りに不安を感じていたからだ。四半日を待たされていたからこその生理現象だが、我慢を強いられそうだ。

 しかも、お茶が出てくるまでが早かった。お茶が出てくるまでに用事を済ませておいて、最後の一服というわけにもいかないようだ。

 やむなく、口を湿らせる程度に手を付けて、慌てて本題に入ることになる。


 「実は、モルテールン家にお買い上げ頂きたいものを持参いたしました」


 デトマールは行商人である。元々モルテールン家とは親しくしており、応分に信用を培っていた。出入りの行商人としては先代となるデココから引き継いだ信頼でもあり、短い期間とはいえデトマール自身が培ってきた信頼でもある。

 積み重ねた信頼関係があるからこそ、ペイスとしてもデトマールの話の裏を疑ったそぶりは見せない。まさかここに来て、例えば偽物の美術品などを売りつけようなどとは考えないだろうという目算だ。


 「ほほう、それは当家の利益になるものでしょうか」

 「勿論です。必ずやお買い上げいただけるものと思っております」


 デトマールは、精いっぱいの勇気でもって胸を張り、自信ありげに断言して見せる。

 貴族の利益などには詳しくないが、今までの経験と知識から、間違いなくモルテールン家の、もっと言えばペイストリーという少年の、欲しがるであろう物を持って来たという自負があった。


 「期待しましょう。物はどこにありますか?」


 ぱっと見た限りでは、デトマールは手ぶらだ。物が小さな宝石とかであればここで披露してもらうことも出来るだろうが、まずは現物を見てみないと商売の話など出来ない。


 「お屋敷に来るさいには荷馬車に積んでまいりました」

 「では、物を実際に見た方が早いですね。一人つけますから、サンプルを持ってきてください」

 「はい」


 “サンプル”を持ってこい。

 ここまでの会話の中で、既に多くの情報をペイスは抜き取っていることを示している。

 元々情報を集めていたのか。或いは何がしかの手がかりから類推したのか。


 「ああ、それと」

 「は?」

 「“生理的な用事”があるなら、済ませておいてください。落ち着いて話が出来た方がよいでしょう」

 「うえぇ!? はい、あの、分かりました」


 自分の立ち居振る舞いが実に細かく、そして正確に把握されていたことを知り、デトマールは改めて、モルテールン家次期当主の底知れない実力に驚愕するのだった。


◇◇◇◇◇


 「なるほど、これはこれは」


 机の上に広げられた商品サンプル。それは硬貨ほどの大きさの粒状だった。

 ころんころんと幾つか転がっているものを手に取り見分するペイスに対して、デトマールは自信ありげに売り文句を口にする。


 「そうです、珍しいベリーでしょう」


 然して、商品はベリーだったのだ。干して水分を飛ばしてあるが、特徴的なつぶつぶの見た目や果肉の色合いは変わらない。

 元々モルテールン領では水気に乏しく、井戸の周りで作るベリー類が唯一まともに栽培できるビタミン源だった。十年ほど前までは。

 今は違う。貯水池を大々的にこしらえ、しかも雨が降るようになったことでベリー類も大々的に栽培するようになり、なんなら自生しているものを見つけるようにもなったという。

 モルテールン領にちょっとでも詳しい人間であれば、或いは過去のいきさつを少しでも調べた人間であれば、誰でも分かる話だ。

 だからこそ、行商人と呼ばれる連中はベリーをモルテールン領まで運んでくることは無い。元々モルテールンで採れるものを手間暇かけて運んでも中々売れるものではないし、相場通り売れたとしても、運ぶ手間賃分だけでも大損であるからだ。

 しかし、デトマール程モルテールン領を、そしてモルテールン家の内情を熟知していれば、別の選択肢も生まれるというもの。

 半分博打のような気持ちもあった。しかし、ビルベリーやクランベリーのようなものならともかく、モルテールン領で栽培も自生もしていないと思える珍しいベリーであれば勝算ありと考えたのだ。

 ここで、実はこれはうちでも作っていますとでも言われた瞬間、デトマールは大損確定である。

 じっと、ペイスの様子を見つめるデトマール。


 そしてふっと、ペイスとデトマールの目が合った。


 「これはストロベリー……いちごですね」


 ペイスは、この“珍しいベリー”を知っている。

 神王国では確かに珍しいが、現代日本であれば最もよく知られているベリーである。

 英語名をガーデンストロベリー(Garden strawberry)。近代の栽培品種としてはオランダイチゴとして知られる赤いフルーツだ。


 「あれ? ペイストリー様は知っておられたのですか?」

 「ええ。しかもこれはある程度品種改良されているような雰囲気ですね」


 元々、イチゴというものの野生種は存在する。ペイスも幾つか取り寄せて、試験的にスイーツにしたりもしていた。

 しかし、ペイスの良く知るイチゴとは、何百年もかけて品種改良を積み重ねてきたものである。どうあがいても手に入らないだろうと思っていたが、どうやら違ったらしい。


 「ええ、その通りです。とある場所でしか取れないからと、中々出回らない珍味でして、自分がこれを手に入れたのも偶然です」

 「とある場所?」


 ペイスが身を乗り出す。

 これは手ごたえあったかと、デトマールは一安心だ。


 「その場所は秘密ってことで教えてもらえませんでしたが、神王国内にあるらしいですよ」

 「神王国内、ですか」


 じっと考え込むペイス。

 恐らく、このイチゴの出所を考えているのだろう。デトマールは、そのままセールストークを続ける。


 「ええ。馴染みの商会でも裏を取ったので間違いないです。極々稀に、持ち込まれることがあると」

 「持ち込み? 売り込みではなく?」


 おっと、ここは念押ししておいた方が良いか、とデトマールは姿勢を正す。

 商会において、持ち込みと売り込みは大きく違う。何が違うかといえば、一つは信頼度だ。

 持ち込みとは、売りたいものを商会に持ってきて、買って欲しいと依頼すること。売り込みとは、商品を持ち込んだうえで幾ら幾らで買いませんかと持ちかけることだ。

 普通、物には売り買いするための相場がある。どんな物であっても、売る人間と買う人間が居るのであれば、双方の希望が釣り合うところに相場が生まれるのだ。売る方が多ければ相場は下がり、買い手が多ければ相場は上がる。

 最初に値段を提示する売り込みは、この相場を知っていなければ出来ない。大よそでも値段が分かっていなければ、売り込みすら出来ないだろう。

 つまり、値段を提示しない持ち込みとは、相場すら分かっていない人間がやることなのだ。

 素人が商会に持って来た可能性が高くなるという点で、持ち込みというのに疑問を持つのは当然のこととデトマールは考えた。

 故に、改めて物の信頼性をアピールする。


 「ええ。大体が物慣れない貴族のような連中が持ち込むらしいですが、彼らの間でも金貨ベリーと呼ばれているとか」

 「高く売れるからですかね」


 素人は素人でも、それなりに地位の高い人間である。そうアピールするデトマール。

 持ち込みとはいえ、決して怪しい品ではないのだと身振り手振りを交えて強調する。

 なるほど、分かりましたとペイスが頷いたことで、一安心だ。

 勿論デトマールとて普段ならばこんな説明に苦労する商品は仕入れない。要らぬ苦労をしているという点では、もしかしたら彼もまたペイスの被害者かも知れない。


 「そうですね。だから、ちょっとばかり色を付けて買い取ってもらいたいものです」

 「それは構いませんが、手に入れたのは偶然……ですか」

 「はい。しかも今までに無いぐらいの上物ってことです」


 更にじっと考え込むペイス。

 一体、何を考えているのか。

 無言の時間に()れ始め、セールストークの出尽くしたデトマールは、ここで切り札を持ちだすことにした。


 「それで、どうですか? ほら、“珍しい生き物”を飼うなら、珍しい餌も必要かもしれませんよ?」

 「ほほう、デココから何か聞きましたか?」

 「……王都が厳重に封鎖された経緯と、“病気”について」


 デココが弟子に語った、モルテールン家の裏事情。それを聞いていると暗に匂わせる。

 これはつまり、デトマールがデココの見舞いの為に駆け付けたのは、モルテールン家にも責任があると匂わせるものだ。行商人を装って情報収集を担当している従士のラミト。彼を自然にモルテールン領へ戻す為、自分は煽りを食って、普段だと仕入れないようなものも仕入れる羽目になった。そこのところを考えて欲しい。

 デトマールが言いたいことは実に分かりやすかった。

 ここまで明確に責任を持ちだされると、ペイスとしても知らんぷりも出来ない。悪戯がバレたとばかりに、笑い出した。


 「あはは、ならば結構。何処に耳があるか分からないのでそのまま胸の内に収めておいてください。ちなみに、幾らで売ってもらえますか?」


 ペイスとしては、ストロベリーの乾物というなら元々購入しても良いと考えていた。それを、向こうから貸し借りを持ち出してくれたのだから乗るべきだと判断する。

 何も言い出さずにペイスが買うと言っていたならば、どこか別のタイミングで今回の切り札を持ち出されていただろう。そういう意味では、どうせ買うつもりだったもので切り札を使わせた分、ペイスの方が交渉巧者だったのだろうか。


 「そうですね……ベリーひと箱。二百でどうでしょう。プラウで」


 デトマールが、結構な金額を積み上げた。


 「御者台の下に仕舞えるほど小さな木箱一つで、プラウリッヒ金貨二百枚……二百クラウンですか。結構吹っかけますね」

 「物を見ていただきたい。希少な果物であることに疑いようはありませんし、早々出てくる出物でもありません」


 普段しないような取引である。デトマールは、実は借金してストロベリーを仕入れている。

 ここで売れなければ、或いは大損していたら、そのまま破産していたかもしれなかったのだ。ハイリスクの賭けに勝った以上、得られる利益はハイリターンを求めても罰は当たらない。

 ここでまとまった利益を出し、借金も利子もまとめて返し、何なら商売の種銭を大きく増やす。

 デトマールはかなり利益を載せて値段をつけた。


 「しかし、粒ぞろいとは言い難い品質です。ほら、これなんかは他のよりも大分小さい。大きさにバラツキがあるものを、まとめ買いというのはちょっと戸惑いますよ」

 「分かりました。198でどうでしょう。バラツキを考慮して、精いっぱいのサービスです」

 「バラツキの誤差だけでも確実に一割はあります。180」

 「大きい方にバラついていれば、それだけお得になります。せめて195でどうでしょう」


 金貨の数でやり取りする押し引きである。ここで踏ん張れるかどうかで、金貨が掛かっている。デトマールは、真剣にペイスに対して論駁した。

 背中に汗を流しながら、必死のデトマール。そして、その様子をじっと観察するペイスという構図。

 しばらくの沈黙があって、やおら緊迫していた雰囲気が緩む。


 「ふむ、良いでしょう、買います」


 どこのタイミングで用意されていたのか。

 いつの間にか従士長が金貨を袋に入れて持ってきていた。

 勿論、ペイスとしても過大な値付けなのは承知している。しかし、どうやらデトマール自身気付いていない部分の情報に、大きな価値が有るらしい、気づいたのだ。

 故に、さりげない情報量代わりに、殆ど値切らず金貨を支払う。


 「ありがとうございます」


 デトマールは、ほくほく顔で金貨の袋を握りしめた。


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