東京外為市場ニュース

アストラ製ワクチン、血栓のリスク要因特定できず=欧州医薬品庁

[31日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は31日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後に血栓の症状が報告されていることについて、年齢や性別のほか、血栓症の既往症などのリスク要因は現時点で特定できていないと明らかにした。

血栓ができる事例の報告を受け、カナダ、ドイツ、フランス、スペインなどでアストラゼネカ製ワクチンの使用を限定する動きが出ている。

欧州連合(EU)の医薬品規制当局であるEMAは「ワクチンとの因果関係は証明されていないが、因果関係がある可能性もあるため、さらなる検証が進められている」としながらも、恩恵はリスクを上回ると改めて表明した。

ただ「ごくわずかな確率」でまれな血栓症を発症する可能性があることに留意する必要があるとし、症状が出た場合は直ちに医療機関を受診するよう呼び掛けた。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

焦点:ワクチン接種で「過失致死」容疑、イタリアで混乱深まる
3.26
焦点:アルケゴスに深入りした野村、フアン氏復活に賭けた事情
4.5
オランダ、アストラゼネカのワクチンの60歳未満接種停止 死亡例で
4.5
野村とCS、アルケゴス問題で時価総額合計90億ドル喪失
3.31
焦点:中国の小都市で住宅バブル崩壊危機、金融システムリスクの懸念
4.4
豪当局、英アストラゼネカ製コロナワクチンと血栓の因果関係調査
4.2
野村とCSが多額損失の可能性、アーケゴスがデフォルトと関係筋
3.29
英、アストラ製ワクチン接種後の血栓症報告は30件=医薬品当局
4.2
米CDCが指針改定、ワクチン接種完了者は旅行可能
4.2
コラム:日本経済、ワクチンで「逃げ切り」の現実味 夏場に失速リスク
3.26