サービス業などで働く女性たちの失業。
いわゆる“女性不況”が、今なお深刻化している。
2月の労働力調査によると、非正規として働く女性の数は、前年同月比で89万人減少。
過去最大の減少幅となったことについて、武田総務相は「新型コロナウイルス感染症の影響が、引き続き大きく現れており、今後も十分に注視してまいります」と述べた。
一方、野村総合研究所は、仕事のシフトが大幅に減少し、休業手当ももらえていない実質的失業者の女性も多いと推測している。
野村総合研究所 未来創発センター 上級コンサルタント・武田佳奈さん「2月の時点で、103万人にのぼるのではないかと推計しました。一番問題なのは、この方たち(実質的失業者)が見えにくい状態が続いていること」
実態が見えないという、女性不況。
早急な経済支援や、転職支援が重要だとしている。