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独仏がロシアと首脳会談、コロナワクチン協力など協議

 3月30日、フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相はロシアのプーチン大統領とビデオ会談し、新型コロナウイルスワクチンを巡る協力の可能性について協議した。パリで2019年撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau/Pool)

[パリ 30日 ロイター] - フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相が30日、ロシアのプーチン大統領とビデオ会談し、新型コロナウイルスワクチンを巡る協力の可能性について協議した。仏首相官邸が30日、声明で明らかにした。

ロシア大統領府も声明を発表、欧州連合(EU)が審査しているロシア開発ワクチン「スプートニクV」について、欧州への納入やEU内での共同生産について3首脳が協議したとした。

また、独仏首脳はプーチン大統領に対し、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の権利を尊重し、健康を保持するよう求めた。

他にも、ウクライナ、ベラルーシ、リビア、シリアの情勢について協議したほか、イランが国際義務を再び完全に履行するよう協力することでも合意した。

*ロシアの声明を追加しました。

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