主催した課長を“更迭”厚労省職員23人送別会で処分[2021/03/30 23:30]
職員が東京都内の飲食店で大人数で深夜まで送別会をしていた問題で、厚生労働省は30日、主催した課長を事実上更迭しました。
東京都による午後9時までの営業時間短縮要請が続いていた24日、東京・銀座の飲食店で、厚労省老健局の送別会が開かれました。職員23人が参加し、午前0時近くまで続いたということです。
田村憲久功労大臣:「23名という非常に多い人数で、ちょっと常識では考えられません。そういうもの(歓送迎会など)をやめて下さいとお願いしている立場で、そのような自分らが行動をしたということは、これはもう許されないことであります」
厚労省は送別会を主催した老人保健課長を大臣官房付に異動させ、事実上更迭する人事を発表しました。また、田村大臣も大臣給与2カ月分を自主返納するということです。