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「ママは身長100cm」

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「身長100cm、車椅子ユーザーの小さなママ
 まわりを巻き込み、助けあう子育てのコツとは?
 みんなと同じ、でもちょっぴりちがう 小型ママの子育て」

キャスター 有働由美子さん推薦!
「自分の命、自分の人生なんだもん 
 夏子のように生きたいな」


◆テレビ・メディア出演動画はこちら◆

Dooo「身長100センチのママの子育てと自分らしい生き方」前編
https://youtu.be/apDFBjcQDbM

テレビ神奈川「イイコト!」前編
https://youtu.be/ppbHErUNyd8

December 2010

沖縄帰省と同時に、夫婦揃って発熱中。
二人とも、沖縄にくるのを超楽しみにしてたので、なかなかショック。

彼はたぶんインフルエンザ。
私は疲れで発熱と気管支炎。

香川ではどこかしら緊張の毎日なので、沖縄に来て、体が一気にゆるんじゃったのかなぁ。
それにしても残念。


そして病気になるとは思っていなかったので、4種の神器を持っていませんでした。

・番茶
・梅醤
・湯たんぽ
・プロポリス

次からはどんなときも持ち歩くことにしなくちゃ。

そして今日は大晦日。
今年は新婚旅行、結婚式、香川転勤、などなど人生の転機となるイベントが多くて、濃かった。
来年も楽しいと良いなぁ。

皆さん、良い年越しを♪


あっ、あのぉ、、、
今日の紅白歌合戦、トリがドリなんです。
超楽しみ☆
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もののけ姫の主題歌を歌っている、米良美一さん。
私と同じ、骨形成不全症なのです。
沖縄でコンサートが開かれ、楽屋にお邪魔し、お話しも出来ました。
私と米良さんをつないでくださったのは、後ろにいらっしゃる古謝美佐子さん、佐原一哉さん。

米良さんはとってもチャーミングで、会場のみんなに気遣いができる素敵な方でした。
佐原さんの気遣いもジェントルマンで、古謝さんの優しさ、目力にもうっとりでした。

次はどこでお会いできるでしょう。
楽しみです。

10、40年後への第一歩


2010年11月1日
琉球新報 落ち穂

40年後への第一歩

 6歳までは読み書きを教えてはいけない。中学2年生までは試験をしてはいけない。これは私が留学していたデンマークでの話だ。
 福祉の先進国と聞いて留学したものの、最初はそれを疑った。古い町並みは石畳で階段だらけ。車椅子で電車に乗る時、48時間前までに予約をしないと手伝ってもらえない。でも後に予想とは違った福祉の形に気付かされた。
 障がい者はヘルパーを使うのが当たり前で、家族でもヘルパーとして雇うことができる。車椅子が乗れる車も国から支給される。建物がバリアフリーでなくても、それ以外の方法でカバーできるのだ。
 デンマークでは勝手に相手に手を貸すのも、人権侵害にあたる。車椅子の私がドアを開けられなく困っていても、私がお願いしない限り、周りは助けてくれない。どんなことでも自己決定を大事にし、相手を尊重する国民性なのだ。 
 福祉以上に驚いたのが、デンマークの国民性だ。「私は英語は苦手だけど、フランス語は得意」という風に、その人が得意なこと、苦手なことを自己紹介で話すのだ。彼らは自分が苦手なことを負い目に感じない。得意なことをアピールしても、相手には自慢とは捉えられない。幼少期に思う存分遊び、点数で順位をつけられる経験がないと、人と自分を比べない。競争に興味がなくなるのだ。
 また医療費、教育費が無料なだけではなく、学業のために自立できない時は、誰でも国から約8万円が支給される。若いカップルには安く借りられるアパートもある。消費税は25%、所得税は50%と高いのだけど、経済格差は少ない。自分が幸せで、人に対する信頼、国に対する信頼が厚いから成せるのだろう。
 日本では、奨学金は返済するのが一般的で、社会奉仕活動の条件も付いた。経済格差は広がり、自殺者も後を絶たない。社会的弱者のための制度と同時に、人への信頼を再構築する時はいつ来るのだろうか。でも私たちは悲観的に愚痴をこぼすのではなく、その一歩を踏み出せる。だって保守的だったデンマークが変わったのは、わずか40年前の国民の一歩からなのだから。


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今朝、我が家の長男の琉くんが、息を引き取りました。
14歳。
犬年齢で大往生です。
あまり苦しまず、ぱたっ、と家で亡くなったので、本当に良かったと思います。

私が中学2年生の時に、どうしてもと言って飼ってもらった琉くん。
ポメラニアンと思えないほど、大きく、元気で、やんちゃでした。
私は今週末には沖縄に帰るので、待っていてほしかった、とも思うけど、弱っているところを見せたくなかったのかな。

琉くん、またね。

半年間続けてきた、新聞の連載原稿を、今書き終えました。
(ブログにはまだアップしていない記事ばかりですが。)
あぁぁぁ、大変でした。
でもかなり楽しかった。
感無量。
一人コンピューターの前で涙なみだです。
また来年も春から連載をさせていただく予定なのですが、ひとまず終了です。
あぁ、良くやった、よくやった。
みなさん、褒めてください☆

恵比寿から広尾に向かう日比谷線で、乗車拒否をされました。

恵比寿駅で乗ろうとしたら「広尾駅はバリアフリーになっていないので、他の駅を利用してください」と言われる。
私「あと30分で広尾で結婚式が始まるんですけど」
駅員「他の駅から歩けませんか?」
私「・・・」

駅員「わかりました、人を手配します。」

広尾は小さな駅なので、電動車いす80kg、私を乗せると合計100kg、を持ち上げられるだけの駅員数がいないとのこと。
ということで、5分後には、駅員が集まってくれました。

無事広尾駅到着。
階段を持ち上げるときは、バッテリー二つ、合計60kgを解体して外し、なるべく軽くする。

駅員「帰りは人数を手配するのは無理です」
私「では、どうしたらいいのですか?」
駅員「恵比寿駅まで歩くか、タクシーで行って下さい」
私「電動車いすはタクシーには乗りません。恵比寿駅まではどれくらい歩きますか?」
駅員「30分です。」
私「それは厳しいです。どうすればいいですか?今のように他の駅から人を呼べませんか?」
駅員「夜なので人員が減るので無理です。今も無理にやっているのです、これ以上言わないで下さい」
私「そういう言われ方をされましても、私だって帰れないので困ります。そもそもここがバリアフリーじゃないのが悪いのですから。こうやって手伝っていただいたのは感謝をしてますが。」
駅員「とにかく無理です」
私「ではどうしたらいいですか?」

その繰り返し。

そうこうしているうちに、一人の駅員が
「帰り8~9時でしたら、手が空きやすくなりますので、その時間に来てもらえませんか。来る前にお電話下さい。」
と駅の電話番号をくれる。

帰りは電話後15分で6人ほど集まってくれ、スムーズに持ち上げてもらいました。

私「広尾駅は結婚式や、外国人など、利用者も多いですし、エレベーターをつける予定はないのですか?」
駅員「そうしたいんですけど、広尾の商店街から反対があるんですよ。商店街を一部撤去、改装しないといけないので」
とのこと。

久々の乗車拒否でかなりびっくり。
しかも駅員の態度がありえませんでした。

困ったことや、こういうことがあると、いつも私は「では、どうすればいいですか?」を言うことにしている。
相手に考えて、解決法を見つけてもらうため。
拒否されても、他の方法がないと、私だって本当に困る。
相手はめんどくさいので、簡単に「無理です」と言うことがよくあるのだけど、ねばれば意外とどうにかなったり。
ねばるのも疲れるし、本当は嫌なのだけど、私だって困っているのだから仕方ない。

セレブな町と言われる広尾。
ベビーカーを持ち上げて階段を上る親子もたくさんでした。
そうするのが当たり前のようで、駅員も彼らを全く手伝いませんでした。
全然セレブじゃないじゃんね、広尾。
早くエレベーターがつきますように。

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めいっことおそろっぴの服を買いました!
うふふ。
でもやっぱり、、、めいっ子の方がかわいい、涙。
25歳差ですもの、しかたないわよね。

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上京し、電車の中で見つけたお知らせ。
飲み過ぎてしまった日の、電車での注意事項が書かれている。
前までは、こんなお知らせなかったのに、最近では、酔っぱらいによる迷惑なことが増えているんだろうな。
と言うか、お酒を飲まないとやってられないくらい、疲れてたり、いらいらしている人が増えているんだろうな。

最近の私は、お酒に頼らないことを目標としていて、あまり飲まないようにしている。
酔って雰囲気を楽しめることもあるけど、酔う以外の楽しみ方もあるものね。
おいしいお酒に巡り会ったときには、たしなむ程度に口にする。
だって、おいしいものはおいしいんだもん。
でも、絶対に「少しだけ」。

大人になると、人との集まりで、お酒がないと楽しめないと思いがちだけど、そんなことはない。
お酒がなくたって、楽しむ方法はたくさんっ!!
ウィットな話もできるし、ジェンガだって集中してできるし、何より次の日も元気げんき。

お酒を飲まない楽しみ方を、いろんな人と共有できるとよいな。

郵便局にお歳暮を出しに行った時のこと。
私の横にAさんが並んでいた。
カウンターで私の順番になったのだけど、店員Bは、Aさんに向かって「どうぞ」と言う。
私は「私が先に並んでいました」と言い、
Aさんも「こちら(私のこと)が先です」と言ってくれた。
すると店員BはAさんに向かって「いいですか?」と聞いたのです。
私には一言も謝らずに。
頭に来た私は「『いいですか?』じゃないですよね?」と言うと
「はぁ」の一言だけ。

そして、店員B「こちらは年賀状のカウンターですが。」
私「どのカウンターにも『お歳暮』とは書かれていませんが。」
店員B「はぁ」
私「こちらでいいのですか?」
店員B「はぁ」

並んでいる時に、小さな車椅子の私が無視されるのはよくあること。
私も元気だったり、時間に余裕があったのなら、「またか、ちっ」と思って流せるのだけど、あいにくにも、その時は疲れていて、嫌なことも重なって、しかも寒くて早く帰りたかったのです。
そんな時に、明らかに差別的な対応をされると、もう限界です。
怒鳴りたくなるくらいでした。

ちょっとのことなのに、やっぱり積もり積もると許せなくなる。
誰にでもそんなことってあるのよね。
「キレる」と「思いとどまる」の境界線って、どこにあるのだろう。
「キレる」瞬間って、案外簡単に来ちゃうものかもね。


9、♪休もう休もう私は元気
琉球新報 落ち穂
2010年10月20日
♪休もう休もう私は元気


誰だって人から褒められたい。私だって褒められるのは大好きだ。まわりに褒めてもらう方法はいろいろあるけれども、手っ取り早い方法の一つは「頑張ること」。頑張ったら、多くの人が褒めてくれる。一方で楽をしたり、休んでいたら、周りからの評価が下がる気がしてしまう。
遅くまで勉強したり、働くことは、「頑張っている」と賞賛される。どれだけ残業したかで、自分の頑張りをアピールすることもできる。でも常に頑張っていると、疲れに鈍感にもなってしまう。休もうと思っても、休むためにはもっともらしい理由が必要な気がして休めない。ただ休むと、ずるをしている気にすらなってしまう。休むことは、この社会では大きなチャレンジなのだ。
 私は骨が弱い障がいなので、骨折を繰り返してきた。また背骨が頭の重みで押され、S字型に変形している。背骨が曲がると、肺をはじめとする内臓器官も変形してくる。変形を抑える唯一の方法は、体をこまめに動かし、横になること。でも私が子どもの時、誰もそれを教えてくれなかった。いつも体のあちこちが痛かったが、仕方のないことだと思っていた。また休んでも誰も褒めてくれないので、学校では頑張って、一日中車椅子に座るしかなかった。あの時、体を大切にすることを教えてくれる人がいて、横になって授業を受けられたら、どんなに楽だっただろう。時には頑張りではなく、休むことを褒めてもらえてたら、背骨の変形は今とは違っただろう。
 子どもの頃に体を大事にする方法が分からなかった私は、最近ではどうしたら体が楽になるかを常に考えている。車椅子はリクライニング式にし、いつでもどこでも横になれるようにした。車椅子ごと乗り物に乗ると、振動が大きくて体に負担なので、なるべく座席に移る。また車椅子を押す人の体のことも考え、押し手を高くし、かがまずに車椅子を押せるようにした。
 体を大切にする方法は十人十色。でも共通するキーワードは「時には頑張らずに休むこと。」休むことも褒め合えると、きっと楽しみながら頑張る人が増えるに違いない。

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