公開質問状に対する回答へのレスポンス

宣言

本日早朝に起こった事象に関して録音した会話の記録と共に、事実を公表する。
また、仮に報道機関が私に取材することなく一方的な主張を記事にすることがあれば、この議事録と共に事実を提示し抗議する用意がある事を表明しておく。(R3.03.31:23:17)

前夜

昨日30日、公開質問状に対する回答を公開させて頂いた。
同日夜、議会事務局より電話があり、私が公開したブログの中にある質問者の住所と名前が書かれている封筒の画像を削除してくれないか、と伊賀市選出の稲森としなお議員から電話があったと伝えられた。
議会事務局が取り合うべき業務ではないと思ったことが一点、そして伝言をして意思が伝わらないことも懸念されるので、「直接私に連絡を下さい」と事務局には伝えさせて頂いた。
その夜結局私の電話がなることはなかった。

住所と氏名が守秘義務が課せられる個人情報か

削除を求められた画像とそこに記載された送付者の氏名及び住所は、送付者が自らの意思で記載し私に送付したものである。私が主義義務を課せられた職務上知り得た秘密ではない。なお、県議会議員を含めた地方議員は特別地方公務員である。
"地方公務員法第34条(秘密を守る義務) 
1 職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。 " 
私に提示された送付者の名前、住所および質問の内容に関して公開の制限を求めるような意思は予め示されていない。
なお、前回のブログに示した通り質問者からは私が返答する回答に関して次のように宣言していることを改めて引用しておく。
"本質問状及びご回答は報道機関、ウェブサイトやSNS等へ、広く公表させて頂きます。ご回答頂けない場合もその旨を公表します。 "
以上の理由により3月30日に掲載したブログの画像を削除する必要があるとは考えていない。

なお、この住所と名前は質問者の一人嶋田全宏氏が代表取締役をつとめる販売業者「僕らの移住生活」が運営するwebショップ所在地として同サイトの「特定商取引に基づく表記」に記載されている内容である事を指摘しておく。

31日朝のやり取り

私が登庁した後、稲森議員が面会を求める旨を会派事務局に伝えたので、会派への入室を許可した。
私に公開質問状を送付した伊賀の移住者二人も稲森議員と一緒に待機していたので併せて入室をを許可した。

公開質問状を送付した二人のうち一人が口火を切り「理解をして貰いたかった、対話をしたかったと」主張するが、同じ三重に住みこれまで足繁く県議会に通い、本当に対話を望むなら機会はいくらでもあったにもかかわらず、私に直接接触することはなく、何故最初のアプローチが公開質問状だったのか、私との対話を求めていたとは到底思えないという矛盾を指摘すするも、明確な回答は得られなかった。

その後建設的な意見交換は一切なく、付き添いだと主張する稲森県議が会話を遮り介入し、住所と名前が個人情報であり、公人である私がこれを公開したことが人権侵害だという主張を繰り返すのみだった。
先述の通り守秘義務が課せられた個人情報では無い旨など伝えるも理性的な会話は成り立たず、稲森議員はただ声を荒げるのみに終始した。
あまりの態度の悪さに会派の先輩議員が介入し退室を求めるも応じることがなかったので、私が席を立ち対話は決裂に終わった。

なお、公開質問状で尋ねられ、私がブログで回答した議論の中身に関する質問は一切無く、ただ名前と住所を削除しろという要求のみが会話の内容だったことは、対話と相互理解を求めると冒頭に述べた彼らの主張が結局上辺だけの口実に過ぎなかったのだという印象を私に残した。

質問者である伊賀の二人は、事前に準備してきた抗議文を渡そうとするが、私は受理しなかった。
私は終日議場にいるので、改めて貴方たちが対話をする為に面会を望むのであれば会う用意があるのでその折りに持ってくるようにと伝えるも、その後接触はなく抗議文は事務局に預けられたまま未だ受け取っていない。

以下録音した会話の内容を文字起こし

私:初めまして。
加納:初めまして加納と申します。
稲森:ちょっとお二人からおはなししたいことがあると昨日連絡頂いたものですから
嶋田:ブログの記事を掲載されたのは見たんですけど。私達の個人の住所等を掲載されるのは、本当に憤りを感じておりまして、即刻削除して頂きたいのと、公開質問状を出したのも、純粋にお話ししたいと思い、純粋に考え等を深めて頂きたいと思い公開質問状をお送りしたので、悪意はないんですよね。これからどうやって寄り添って、小林さんも寄り添いたいという文章を書かれているので、どうやったら私達の事を理解頂けるかっていうのを、考えてるんですけども、そのようなやり方をされたら、こちらとしてもと思うんですけど、私達が願っているのは、なんとかして理解して頂きたいという事なので。そういった話し合いというか、どうやったら理解して頂いたら良いのかわからないんですけど。純粋に誰もが暮らしやすい三重県を作りたいと私たちは思っています。なので即刻削除して下さい。
私:話し合いたいと仰られましたが、今までこのように話ししたことないですよね。
嶋田:今まで無いですけど、ちょっとあんまりにも酷いツイートの内容が沢山
稲森:ツイートと言うより現住所の画像だけは削除して頂きたい
私:その前にそもそも話し合いたいと言いましたよね。なのになぜ最初から公開質問状なんですか?
加納:ツイッターの中で色々な方が疑問に思っていることがあって、共有したいなと思って
私:聞いたら良いんじゃ無いですか?三重にお住まいで、議会にもよくお越し頂いていて、今回もこうして来ることが出来るわけですよね。純粋に話をしたいのであれば、まず最初に公開質問状ではなくこうして話するべきじゃないですか?
嶋田:公開質問状がダメなんですか?
私:ダメというわけではないが、書かせて頂いた通り、不誠実だと思いますよ。あなた方が憤りを感じたと同じように、私も憤りしか感じないので。
稲森:現住所を
私:やり方の問題ですよね。
稲森:現住所をさらすのだけはやめて頂けないですか
私:公開質問状でしょ?公開されたわけですよね?
稲森:封筒じゃないですか。
私:公で話をしようと
稲森:違う。公職者が私人の住所を公開するなんておかしいでしょ?
私:どういう関係?
稲森:公職者が、私人の住所を公開するのは
私:稲森君貴方どういう関係なの?
稲森:市民と地元の議員です。
私:じゃあ有権者さんって事?で、わざわざここまで同席するんだ。
稲森:そういう人権侵害に当たることがあるから
私:あなた方の関係はよくわからないけど
稲森:やめて下さいよ。
稲森:関係は良いじゃないでしょ、やめて下さいという事を何でやるんですか?
私:私は突きつけられた側なので。あなた方公開質問状という事で、貴方黙ってなさい、関係ないでしょ。
稲森:公職者が私人の住所を
私:貴方付き添いに来たのよね。
稲森:やめてくださいって、同じ議員として
私:付き添いに来たんでしょ?
嶋田:ちょっとお待ちください。私たちはまず削除をお願いします。
私:私に削除を求めるというのなら、あの公開質問状も取り消して下さい。そうしたら全て消します。
稲森:何でですか。
嶋田:あの公開質問
稲森:回答の事は言ってないですよ。個人情報が、
私:あなた付き添いだと言いましたよね?
稲森:個人情報を
私:あなた付き添いだと言いましたよね?
稲森:個人情報をさらすのはやめてください。
私:個人情報って何が個人情報なの
稲森:住所は
私:住所は私に送りつけられた、彼らが意思をもって私に伝えた内容で
稲森:それ封筒じゃ
私:私が議員として
稲森:公開質問状の中には一切書いて
私:職責(職権)を使って入手した
稲森:やめて下さいって
先輩議員:よその会派に来て
稲森:やめてください。良いんですか?個人情報を
先輩議員:ここはウチの会派の場所だから
稲森:じゃあ草の根運動伊賀の会派に来てくれるんですが?
私:断る
稲森:ほら断られた
私:だって貴方関係ないでしょ
稲森:関係ありますよ
私:私が話ししているのは
稲森:いや被害を受けているから
私:貴方関係ないでしょ
先輩議員:あまり大声出すと
稲森:注意して下さいよ
先輩議員:注意って俺は内容は知らない
稲森:住所公開されたんですよ
私:私が話ししているのはこの二人
稲森:*****
先輩議員:*****
私:貴方が大声だすのなら出て行きなさい
稲森:お願いを
私:貴方にたのまれる筋合いはない。関係ないでしょ

稲森:関係あるじゃないですか
私:私が話ししているのはこの二人
稲森:お願いしているじゃ
私:公開質問状を突きつけたのは貴方じゃないよね
稲森:公開し
私:貴方じゃないですよね
稲森:私じゃない
私:出て行って
稲森:個人情報を
私:退出して下さい。ここ我々の会派だから
稲森:貴方関係ないでしょ
私:退席してください
稲森:退席しません
私:さようなら

(テーブルに戻った私に嶋田氏が抗議文を渡そうとする。)
私:貴方たち私と話をしたいのなら改めて来て下さい。私ここに一日おりますので。その時に持ってきて下さい。







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