落ち込んでいる期間を長くしすぎないための俺的心得です。

人は誰しもその長い人生を、一点の曇りなく描き切ることはできません。

スパンやスケールは人によって異なりますが、都合のよくないことや気に入らないこと、イヤな出来事が発生するものです。

こんなとき、人の中に起こる、とあるココロの法則があります。

それは「自らを責める悦びに溺れちゃうの法則」です。

自分を自分で責めることには、強い快感が伴います。

自分を自分で責める言葉を誰かに披露すると、その言葉を否定してもらえたり慰めてもらえたりします。

自分に責任があること、自分に責任がないこと、事実であること、事実でないこと、どんな情報や妄想でもネタにできるため、自らを責める姿勢を保つ限りその材料に事欠くことはありません。
この法則に従い続ける限り、無限に自分を責め続けることが可能です。

でも、長い人生、自分のことを責めるばかりで終えてしまうのは良くありません。

自らを責める快楽に酔ってむさぼり続ける自分自身と、どこかで折り合いをつけてあげる必要があります。

この快楽は麻薬的なものなので、一度味わうとやみつき、なかなかこの悦びを手放すことはできません。

意識的にこの法則に抵抗しましょう。俺的心得としての対策は3つあります。

①無駄に謝らない

・合理的な謝罪と反省(ミスの自認と今後行う対策の発表)
・とっさの謝罪(人の足を踏んで、あっゴメン)

これ以外の謝罪の言葉を口にしないようにします。

無駄な謝罪は、本法則の発動を助長します。
・ゴメン→ハイ!!!
・ゴメン→わかった気を付ける
・ゴメン→受け入れるか諦めてくれ

謝罪の言葉が出そうになったら、こんな感じで言い換えを行います。

②人はいい加減に生きることが許されていることを知る

いわゆる完璧主義な人は自分を責めて、本法則の餌食になりやすいです。

この世に完璧な人間がいないのは当然ですが、完璧に近い人間もまた存在しません。

人には、完璧を目指す義務などなく、努力向上を行わねばならぬという義務もありません。

法とある程度のモラルを守ってさえいれば、誰もあなたのことを責める権利を持ちません。

要はいい加減に生きてても全然いいのです。

努力向上ができない自分のことを責めるのは、努力向上ができない他人のことをあなたが責めるのと同じぐらい馬鹿げたことです。

と、思っておきましょう。
こんな思想を持っていると努力の試行回数は減ってしまうかもしれませんが、本法則に囚われて抜け出せなくなってしまうよりは幾分かマシです。

③本法則の存在を忘れないようにする

「自らを責める悦びに溺れちゃうの法則」
この法則の名前を覚えているだけでも、ある程度の対策になります。

本法則に従いそうになったら、あっ今自分は法則のターゲットになっている、と気づくことができます。

それだけで抜け出せるほどこの法則は甘くないですが、法則のことを全く知らずにハマってしまうよりはかなりマシです。

──

以上です。

あなたの周りに、この法則に溺れている人がいたら、その人がちょっと浮き上がってきたタイミングで、それとなくこの投稿を読ませてあげてください。長期的に相当助かると思いますよ。という提案でした。

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