-戦中を彷彿させる週刊新潮の「支那」表記-
テーマ:政治
・彼らは虐殺扇動もするかもしれない
2021年4月1日号 『週刊新潮』記事より
一瞬紙面を見てギョッとしました。
どこぞのネトウヨブログならまだしも・・・、公の刊行物で「支那」という表記がされた事案について、ぜひ皆さまと一緒に考えて行きたいと思います。つか新潮はよくオッケー出したね?(怒)
ここまで理性や品性を欠いた「感情の投げつけのような駄文」を掲載する週刊誌も前代未聞であり、徹底的な掣肘を加えつつ、あらゆる偏向言説やスピンをぶっ飛ばしていく必要があると強く実感しました。
‐戦後75年にわたる『日米同盟の呪い』(「アメリカ植民地」で植え付けられる 狂った反中国意識)‐
結局、一部のバカが繰り広げる「オ〇ニー」によって、日本人の総体的な価値を毀損する意味で、彼らは真正の売国奴であるし、最近のネトウヨトレンドが、薄っぺらいトランプ氏への持ち上げを見ても、彼の本当の価値を理解して支持していた人たちにとって、これほど迷惑な話はなく、見せかけの対米自立を吹聴しようが、私は容赦なく詰り叩き潰すことにした。
歴史を学べば学ぶほど、その浩瀚さと複雑さに圧倒されるし、ある学者の発言ひとつ切り取り「時代を単純化」して、そこにしがみついて「己の正義」を主張する行為が、どれだけ愚かな行為あるのかも自然とわかる。
実際の歴史というものは、私たちが理解するような『A国とB国』を強引に一つの線で線引きするような単純なものではなく、もっとドロドロして、濃厚に混ざり合っていたことが、言語学の見地から浮彫りにされていくし、ナチスドイツがソ連侵略の際に持ち出した、スラブ民族に対する「人種汚染(優生学)」のごとく、天皇が朝鮮人であるはずがないと猛り狂う者については、かのベネディクト・アンダーソン教授の『想像の共同体』を一読することをお勧めする。言ってしまえば、民族というものは「想像の産物でしかない」ということだ。あるのは『文化としての共同体』のみである。
まったく、いつまで「皇帝コンプレックス」を抱いているのだという話です(呆)
2021年4月8日号 『週刊新潮』記事より
我々が最近論じたように、アメリカ政府には同盟諸国が頻繁に行っている恥知らずな人権侵害を知りながら見ぬふりをしながら、相手を傷つけるため、中国のような国に対し、戦略的に「人権」問題を不誠実に武器として利用する長年の方針があるのは周知の事実だ。アメリカ政府は中国でのウイグル族の苦境を気にしていない。それは彼らの権利侵害に関する主張が目につく矛盾だらけなことも気にしない。彼らが気にする全ては、世界の舞台で、最高の戦略地政学的ライバルを傷つけることで、真実はどうでもよいのだ。
アメリカ帝国が、主要な戦略地政学的なライバルを攻撃するための手法で、イスラム教徒の人権を気にかけるふりをする事実を私は忘れることができない。我々はこれらのピエロを本当に十分激しくあざけり笑わない。
一秒間でも、それについてお考え願いたい。アメリカ政府、アメリカ合衆国政府はイスラム教徒の福祉に関して芝居がかって悲しみ嘆いている。イスラム教徒!あらゆる人々の中から、彼らは、身勝手に、中国に対する彼らの作戦の先頭に立つよう選ばれた可能性があり、彼らは正当な根拠が最も少ない人々と組んだのだ。
これは結局、今世紀の変わり目以来、アメリカが軍事大量殺人作戦で、陽気に何百万人も殺害してきた同じ宗教の人々だ。やはり今世紀の変わり目以来、アメリカが「対テロ戦争」と呼ばれるテロ作戦で、何千万人も強制退去させた同じ宗教の人々だ。アメリカがグアンタナモ湾やアブグレイブなどの施設で残酷に拷問にかけた同じ宗教の人々だ。ジョージ・W・ブッシュの戦争、現在の「最高病弱者」が熱狂的に支援し、推進した戦争用プロパガンダ攻勢のため、アメリカ国内でも、ヘイトクライムのエスカレーションで脅かされている同じ宗教の人々だ。
<中略>
ウイグルと香港に関する人道的介入主義の決まり文句と、ほとんど同じ次元で、バイデンは中国に対する彼の目標は、世界の主導的経済大国としてアメリカにとって代わるのを阻止することだと言う。ワシントンが人権につけこむ率直な説明だ。
- マックス・ブルメンソール (@MaxBlumenthal) 2021年3月25日
外国のイスラム教住民の福祉へのエセ懸念を示すアメリカ帝国に対する唯一健全な対応は、笑い、嘲り、冷笑だ。全世界はこの連中を床で笑い転げるべきだ。この虐殺者連中が、イスラム教徒が大多数の国々広範な地域で、殺人と窃盗の精神病質作戦を行った後「ああ、どうかイスラム教徒について考えて欲しい!」と言っている事実は、我々全員、彼らあざ笑い、彼らを指さし、笑い飛ばし、彼らを部屋から追い出すべきであることを意味する。
真面目な話、あなたは、これ以上ばかげたことを考えられるだろうか?私は即座にはできない。
巨大な地球規模の帝国が、イスラム教徒の権利と福祉を気にかけると主張して、中国の勃興を止める能力に、それだけ多くのチップを置いた事実は、これまで文明史上で起きたことの中で最も漫画的にばかばかしい一つだ。我々は、しかるべく対応すべきだ。
※太字/赤太字/<>は筆者注
現代に限った話ではないが・・・、昨今は「情報スピンの時代」である。
‐『言論マトリックス』にいる私たち(危うき世界をどう生きるか)‐
それは民主主義や自由を「うたい文句」にする欧米MSM(メイン・ストリーム・メディア)が、あらゆる意味で不誠実で偽善じみた組織であるのか、つぶさに理解できよう。ゆえに私は、中国や北朝鮮・ロシアなど、その他あらゆるアメリカの強権に組み敷かれない国々に対する認識に、根底的な変化はなく、コロナ問題における疑問だけが残るに過ぎない。
前回に紹介した日経新聞のウイグル関連にせよ、これらの嘘吐き連中が「人権」を騙り、それらを自己弁護の口実にして、ある国への憎悪を掻き立てる時点で、偽物のゴミ連中であることは自明の理であろう。結局背後にあるのは、黒い宗主国の影であり、彼らが世界中で繰り広げている戦争や、地球規模の人権侵害、さらには在日米軍の横暴については、「一切口をつぐむ」デフォルト状態が何よりの証左である。
彼らが興奮して、何かを叫べば叫ぶほど、その逆の方向が真実であるという具合に、私たちはそうした「迫ってくる主流言説」に対して、常に疑いの目を向け続けなければならないであろう。それはコロナ騒動におけるインフォデミックしかり、彼らは目先の視聴率や金のためなら「嘘しかつかない」組織だ。
モノリンガルが大多数を占める日本人にとって、「中国を貶めれば貶める」ほど、欧米人によるアジア人の「ヘイトリスク」を高める結果となるわけで、そうしたグローバルな視点が欠如した民族に、文字通り「明日はない」と言えよう。。。
<参考資料>
・2021年4月1日号 『週刊新潮』記事
・2021年4月8日号 同記事
・Cluttered talk blab blab blab 『呼称と蔑称の微妙な関係』記事
・同 『中国のようになれるのは、いったいいつになるのだろう』記事
・同 『スウェーデンの中国人差別と、毅然とした中国大使館の対応』記事
・同 『日中朝鮮は文字通りの運命共同体』記事
・マスコミに載らない海外記事 『中国のイスラム教徒を気にかけるふりをするアメリカを世界は笑いとばすべき』記事
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