5 | 217件 | ||
4 | 29件 | ||
3 | 30件 | ||
2 | 18件 | ||
1 | 43件 | ||
合計 | 337件 |
なんで死なせるの?死なせる必然性あった?
木更津とかは初回から死んだ設定であることを明示してあったから最終回の蘇生が良い意味で裏切りの展開だった。でも寿一はなんで死んだの??普通に西田さんが死んで(酷い言い様だが)、寿一が後を継ぐって展開でよかったんじゃないの?
無理やり隅田川のストーリーとに符号させるために寿一が死んだことにしたとしか思えない。。。
王道のホームドラマを謳っていたのに主人公が死ぬなんて奇想天外すぎて感動もしない。このドラマの何に感動したかって前回の父親の蘇生を皆で応援したり、息子の作文に涙したり、親を老人ホームに預けたり・・・そういった生きる上での現実にもがき苦しみ乗り越えようとする瞬間にこそ私は心揺さぶられたんですよ。
でも、寿一の死はなんだったの?ホームドラマに反します。
最後の最後で築き上げたものが瓦解してしまった至極残念な最終回でした。あと戸田恵梨香の女の節操のなさにも辟易。結局後妻業設定もどこへやら、寿一のこと好きじゃなかったの?寿一に惚れた要因もようわからんし、災いをもたらすって西田さんのセリフの含意も結局不透明なままEND・・・。
前回までは神ドラマでしたがこの最終回で一気に駄作。
やられた感たっぷりのまさにシックスセンス!
9話まで見てこの展開予想した人いただろうか?
長瀬を送るドラマが、まさかこんな形とは?
でもこれが官九郎さんと長瀬の絆なんだろうな。
サクラのちゃっかりなオチも彼女らしい。
ちゃんとじゅいっちゃんとの約束を守り、自分も損をしない
道を選んだんだね。
じゅいっちゃんは観山家にとっては守護神。
最後のラリアートもかっこよかったよ! ぜあ!
良かったですよ~ お見事でした。
臨終の戒名の辺りでちらっと予想した家人もビックリする最終回でした。
作家の個性からいって このまま宗家を看取る話にならないと思ってたけど まさかの寿一ちゃんでした。大満足です。ありがとう!
自分には今期一番でした。皆さんもお疲れ様~
西田さんのドラマを見られてよかった。
西田さんこれからも我々を楽しませてね。
寿一が継いでは能の世界に失礼だろうからどうやって寿限無にバトンを渡すのだろうと想像してたんよ。心地よく騙されましたわ。長瀬さんの引退はあまり関心ないのだけど 物語として上手いなと思います。いろんな名演技を見て 泣いたり腹を抱えたり(^○^) 毎週楽しく観られたから うちからもありがとうを!大切な数々のメッセージは伝わったで。
だんだんつまらなくなってしまった。結局、プロレス場面が一番、面白かった。寿一は何も死なんでも能には向いてないから好きなプロレスに戻るというラストなら良かった。
もし俺がその’(隅田川の中の)子供だったら 出てくるよ だって会いてーもん という言葉が ジュジュの頭の隅にあったんだね。とうに亡くなった祖父が 先に若くして逝った叔父ちゃんと会話してる光景が浮かびました。妄想って 脳の不思議。能舞台の途中でありえん というイチャモンは無しでお願いしますw
暗くならずに感動を誘う名作が一つ増えました。コリャやられました。
さくらちゃんがどうしても観山家に入りたかったのとか ダイスのデキ婚は確かになくてもいいけど 波乱が続く家族の象徴、さらっとしててオッケーだ。
私もいつか最初から録画を全話 見直そうと思います。見過ごした仕掛けを 一杯見つけられそうだ。
食事のあとの3人会話とアイスクリームを長男スルーで ピンと来ました・・ 本番の日まだ到着しなくてザワザワで 確信
悲しかったけど このドラマは忘れない。
何だか期待外れ。
長瀬さんへのクドカンのはなむけ?ごちゃごちゃしてついていけなくて置いてけぼり。
死んだあと出てくるし今期流行りのファンタジーだったのか!
最終回で全て台無しパターンの典型。トータルで評価すると明らかに駄作の部類に入る。
あっ、アイスのシーンもそうか。
さくらドライだなとか思ってた。
やっぱもう一回見てこよう。
ふざけてるようで練りに練った話だったねえ。。
家族や仲間の号泣のシーンを作らなかったのも理解した。あたしも今夜もう一回見るわ。
西田長瀬の親子のやりとりも素晴らしかったです。
朝出勤後のロッカー その話題持ちきりでしたよ・・
長州さんの阿佐ヶ谷荻窪だけ不明でした関西人のため(笑)
正直1話目のキレの良さクドカン節の面白さ、伏線回収の妙が今作は少なく、評判ほど…??まあ介護ネタだから仕方ないかーと個人的には感じてましたが、最終回でこれまでの各話が壮大な伏線だったことが分かり、さすがや!!!と評価一転しました。
沢山泣いて笑いました。やっぱり天才。
あと中途半端でいっそ無い世界にしたらいいのに…という作品が多い中、今期ドラマで唯一きちんとウィルス感染禍でのマスク生活を描ききったのも拍手でした。
もう長瀬君の芸能界復帰はないってことか~と TOKIOのファンだった母が深読みして嘆いてたそうです。そうなんですかね?
って質問コーナーか
我が家はコメディとして 世阿弥の勉強にもなったし 楽しく見続けられました。長瀬さん お疲れさまでした。いいお仕事をしてください。
年末の一挙再放送枠に入るかな?
長瀬はまずまずだった。でも、話しがショボい。
父が寿一にみやま家の人間家宝だというと 寿一が誉められちゃったな という場面で思いがけず涙があふれた。マイが泣きながら黙ってご飯食べてるとこも。
俺の家を頼みます で踊介と結婚したさくらはすげーコワい(笑) 、で もしかして二代目世阿弥マシーンは 体幹鍛えに修行してたプリティだったんだ 井之脇よかったね!
クドカンさんは、古典落語(タイガー&ドラゴン)、最近は講談(本多劇場物語)、本作は能と、古典芸能をベースにした誰もが楽しめるわかりやすいエンターテイメント作りという仕事が見事。
ところで、LINEニュースの入倉功一さんよ、”ネタバレあり”と書けばいいってもんじゃないぞなもし。
今回の場合、そこを知らされていちゃもう台無しになってしまう。
プッシュ通知されるLINEニュース、国内登録者数8600万人のメガメディア、個人がバラすのとは罪の重さが違うよ!
録画やTVerで余裕のある時にゆっくり大切に観たいという私のような人間は多いはず。
本作中引用された世阿弥の”秘すれば花”というものだ。
なんかすごい最終回だった。
連ドラの最終回ってほとんどがその前の回に負ける。
展開が分かってどう着地させるのか、のみ見てるから。
前の回のジュジュの蘇生から最終回冒頭の火葬場の煙突。
あー、やっぱり最終回はオヤジの死で締めるのか、って思わせてまさかの寿一!すごいよね。(ToT)
長瀬君がジャニーズ辞めるんだもん。裏方に回る、表舞台はこのドラマが最後、そう聞いてクドカンはこうゆう流れにしたんだろうか。
最終回が感動的だったドラマ、パッと思い出すのは韋駄天、大恋愛、そしてこれだわ。
今録画を見終わった
「そうなんや、じゅいっちゃん死んでしまったんや」と1言
長瀬智也さんは支持するけど
これでしばらく表に出ないからって
忖度好きじゃねー!
だから 全体は
過去作品と比べられるのってクリエイターはつらいもんだね~ この脚本家 この監督 はこんなかんじだっていう殻を破るモノを作ろうとしてるからね。木更津と違うからこそ良い。
充分 冒険的で楽しかったぞ。俺は官九郎作品にもまだ初級のドラマ経験だけんどね。
前回が最終回だと思ってたから
まだやるんかーい。
そしてなくなるのはそっちかーいって啞然。
長瀬さんへの花向けとして最後を飾ることは
意義があるんだろうし否定はしないよ。
だけど手放しで大絶賛はできない。
ドラマとしてはいろいろついていけない
置いてけぼり感でさめちゃった。
最終回をどう見るか。
これは、明らかに長瀬くんへのはなむけ回として設定されている。しつこいばかりに長瀬くんをひっぱり、寿三郎からも家族メンバーからもプロレスメンバーからもあふれんばかりのねぎらいと送る言葉をかけてあげている。かなりやりすぎの感もあるけど(笑)長瀬くんも感無量だろう。
でも、それだからこれが全編をダメにしているかというと、そうではないと感じる。死んでからも「相変わらず自分がないんですね」とサクラに言われて「俺の家がよければ俺はそれでいいですから」と答える寿一。これがテーマだろう。
だからこそ、亡くなっても、というか、亡くなることによって自分は究極の無となり、家族が落ち着くべきところへ落ち着いたとも言える。これでこのドラマは完結をみた。長瀬くんが芸能界から消えることと二重写しになって、見事といえば見事だった。描き方はちょっとしつこかったけど(笑)
西田さんの演技も見事だった。認知症の演技にがっぷり取り組み、しかもライトに笑いを取りながら父親の息子に対する想いを表現。
それに、長瀬くんの顔、近年に見た彼のドラマの中で、一番良かったと思う。力強さの中に優しさやもろさのようなものがにじみ出ていて、ファンでも何でもなかったが、しみた。このまま表現者として残っていれば、もっといい俳優になれただろうと思うと残念だ。
あれやこれやの思いが交錯して、やはり感動を覚える最終回だった。
クドカンの構成力には圧巻。
でも、でも、主人公が亡くなるドラマは(長瀬くんへのはなむけだとしても)、納得するのが難しい。
今期一番かも。
泣けました。
ラストシーン、なぜプロレスの場面で終わるんだろうと考えていた。
最後、マスクを脱ぐ、イコール、タレントの仮面を脱いで新たな自分の道を生きる長瀬くんへのはなむけなのだとしたら、クドカン、渋すぎる。
主人公が死なないと話が終わらない設定だったのですね。
親父が死んで主人公が二十八世を継いでいたらどうか?
寿限無が後継者にならず、弟はサクラと結婚できない、
それでは収まりがつかなかったという事なのでしょう。
能の隅田川と物語を掛けようという狙いもあった。
但し、楽しいホームコメディにはならない結末でした。
最終回、まさかのセックスシンス!この展開は予想していなかった。まぁいいんだけど、この家族が好きだっただけに、普通に?面白い展開を期待していた。だからなんていうか、なんだろ、すっきりしないというか。これはこれでいいんだけど、なんだろ、もやもやする。寿一が亡くなった事で、この家族がこの先明るく生きていける想像が出来ず寂しさの方が強いからかな。それだけ長瀬くん演じる寿一の底抜けな明るさ、力強さが良かった。他、キャストの皆さんも欠ける事なくいい味を出され、今期一番笑ったドラマでした。
名作
絵に描いたようなハッピーエンディングにしなかったのは、クドカンの長瀬くんに対する哀惜の気持ちが強かったからかな、という気もする。
ともあれ、強いメッセージといろんな愛情にあふれたドラマだった。
最終回、私はちょっと辛かったです。
前々回までは面白かったので、☆は三つです。
先週の、寿一が年末に戦う、ホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセJr.はやべえとの談…
(寿一が尊敬するレスラー、ブルーザー・ブロディを殺した人物は、ホセ・ゴンザレスと言う名だそうです)
さらに、長州さんの付けた戒名がブリザード=吹雪「吹雪院親不孝革命居士」…
そんな流れを見ると、能は原則として鎮魂の物語。話している主人公「シテ」が実は霊で、生前を回想していた。と言う話が定番である事が思い浮かびます。
ましてや「隅田川」は、子を亡くした親の物語です。
そう考えると、寿三郎の病状悪化も、盛大なフリで、実は…とも見えてしまいます。
寿一が亡くなってしまうのでは?とも思ったのですが、亡くなった方が良い結末になるとも思えず、まさかと思っていました。
しかし、最終回は煙突から煙が立ち上っていながら、観山家のメンバーは揃っているシーンから始まる…
そして、この物語の「シテ」は…
確かに、面白い趣向だと思います。作家さんにとって、こういう仕掛けは堪らないのかもしれません。
しかし、寿一が亡くなって、本当に物語は良くなったのでしょうか?
正直、私には、プロットの秀逸さや、意外性より、強引さや、寿一さんが亡くなって、寂しくガッカリした気持ちの方が大きいのです。
私は、寿一の亡くなる設定が、例え、長瀬くんを新たな道にきちんと送り出す為のはなむけだったとしても、この話のプロットとして素晴らしい設定だったと感じました。
タイトルは「俺の家の話」でした。「俺の話」じゃありませんでした。
寿一は、元々、家にいない息子でした。
家にいない息子が、 家の柱になる話にしてしまったら「俺の話」になってしまいます。
ひょっとしたら寿一は、 主人公でありながら、尚且つ、「俺の家」を変化させていく狂言回しの役割だったんじゃないかと。
よくよく考えてみたら、寿一は、最初から最後まで、変わらないんですよね。
物語上の立ち位置も、寿一自身も。
変わっていくのは「俺の家」の人たちであり、俺の家。
寿一が来て「俺の家」の人達は変化した。
最終回、居間で兄弟3人がそう話しています。
そして、寿一は最後にいなくなる。
俺の家の人達は誰もいなくならない。寿三郎も介護状態そのままに残る。
勿論、何も死なせなくても、ただ去るだけで良いのでは、という考え方も出来ますが、家の大黒柱のような存在であろうとしていた寿一には、生きながら去るという選択肢はなかったように思います。
観山家は、物語の最後、寿一が来る前の観山家の構成に戻らなければならなかった。
変わるのは、観山家の構成要員ではなく、観山家の人達の内情だけにしておかなければならなかった。
何故なら、観山家に起きる問題は、どこの家にも起き得る普遍的な問題だったから。
病気、介護、夫婦間の問題、子供の問題、反抗期、家族間の人間関係。
普通は何か問題が起きても、寿一のように突然助っ人が現れたりはしません。
助っ人もスーパースターも現れない普通の家で、何か問題が起きたら内情を変えていくしかない。
じゃあ、どうやって変えていくか。
考え方?捉え方?やり方?外部からの協力を得てみる?笑い飛ばしてみる?
この物語は、その一例を、観山家という家を使って、寿一という登場人物を使って、作者が提案?提示?してみた…という話だったんじゃないかと。
そう考えると、寿一の性格設定が「自分がない」ことだったり、寿一自身が不在がちの夫や父親だったり、最後に「俺は、俺の家が大丈夫ならそれでいいんで」という台詞を言っていなくなる…という去り方も、全部、必然性があったことのように、私には思えます。
この話は、初めから、寿一が亡くなる結末ありきで書かれた作品だったようですが(だからはなむけ作品なのだと思いますが)、その結末設定を最大限に作品テーマに生かした物語だったんじゃないでしょうか。
02:02:45の感想を書いた者です。
評価するのを忘れました。
最終回で、今まで描かれたことの全て…物語で使われた題材である能や隅田川等の演目、「今まで誉められたことがなかった」という単なる親子エピだと思っていたことが、誉めたら『終り』になるというダブルどころかトリプルかクアッドミーニングになっていた点(成長、命、物語、TOKIOの長瀬智也、其々の終り)、1話からの台詞やエピの何もかもが全て繋がっていて意味があったことに気付くような構成の素晴らしさ、毎回のエピが此方に訴えかけてくるメッセージ性の高さ、随所に渡る遊び心やオマージュ、そしてオリジナル脚本だったことを含め、文句無しに星5を付けたいと思います。
今期、一番感動したドラマでした。
謎解きドラマでは決してないのに、別に謎があった訳でもないのに、全ての意味やテーマが最終回で初めて明かされていく物語の結末。
再度、1話から見返したくなる奥深さ。
本当に素晴らしい脚本でした。
演者さん達も素敵でした。
特に西田敏行さん、文字通り、毎回身体をはった演技でしたね☆
こんなに毎回、入浴介助が出てくるドラマ、初めて見ました。
そしてまた、入浴介助シーンの寿一との楽しげな会話。
入浴介助って、本当に本当に大変なんですが、あんな風にドラマで描くことで、介助される側にとっての楽しい入浴、気持ちのいいお風呂タイム、介助する側との両者の気持ちのふれあいの時間でもあることを再認識しました。
そして、最終回の寿一との長い会話シーンで見せた泣き顔、切ない親心、忘れられないです。
個人的には、山賊抱っこがツボでした。
あれをされたら、私も一気に恋に落ちてしまうかも(笑)
こんなはなむけドラマで次のステージに進める長瀬くんは、本当に幸せ者ですね。
洗面器とスポンジを持って出てきたユーレイは初めてでした。
それは置いといて 何故肉親でないさくらやゆかさんに 自分がないと言わせたのかなと わたくしも途中から感じておりました。そこに官九郎さんの秘めたメッセージがあるように思えて仕方なかったんです。家出から戻った寿一は もう何からも逃げなかった 能という家業からも介護からも妻や子供のことからもでした。それは自分を犠牲にしてではなく寿一の心そのもので 寿三郎の危篤の際も 俺はいつも言いたいこと言ってるから何も浮かばないと言ってましたね。
多分 人によって受け取り方が違っていい最終回だったように思います。生き別れや死に別れは 私も経験してから思うことがありましたから。
高年齢層にしか伝わらぬパロディも時々ありましたが 毎週末が楽しみでした。終わってしまって寂しいです。
最終回はほんとにつまんなかった。
第6話までは面白く観ていたけど、
第7話から最後まではずーっと消化試合に感じました。
全体的には、特に中盤からクドカンワールド炸裂で面白かったと思います。ただ最終回に関しては、絶賛という評価は出来ないかなと。ずっとコメディ仕立てで時々じんわり?な流れだったぶん、主人公が亡くなる展開の衝撃が大きすぎたというのかな。やはり、笑いとして受け止めきれず、複雑な思いが交錯する時間が続いてしまったというか。
物語の伏線回収や整合性は、相変わらずクドカンらしくて感心したりもあったんですが。
長瀬くんへの贈る言葉?そう感じる台詞がお父さん…西田さんの言葉に散りばめられてて、そこはとても感慨深く。
恐らく嫌でも続編の作れない展開?に、長瀬くん自身の意思があったんじゃないかなとも感じました。
そういう意味では、切なくも作り手さんたちの温かさを感じるラストだったので、☆ひとつおまけかな。
あーそうきたかあと声に出して言ってしまった。きちんと完結した充実した最終回でした。ありえない部分とありそうな部分、シリアスとコメディ、伝統と新しいもの、それらのバランス、そして絶妙な配役が良かったです。脚本、俳優、演出、スタッフ、セット、衣装などいろんなもろもろでドラマってできているんだろうなあと改めて思いました。
02:02:45の続きみたいになりますが。
そういえば、このドラマは終末期をきちんと描いたドラマでもありましたが、寿三郎ではなく、寿一が亡くなる設定にしたことで、 介護生活や終末期の描き方にも深みが出たと思います。
寿三郎は、 年齢的にも介護される側や終末期の当時者を描くのに丁度いい?人物設定でした。
エンディングノートを作り、 そのエンディングノートに沿ってのイベントエピ。
寿一側としては「その時」が来た時のための準備として、遺影や祭壇の打ち合わせを本人としながら、認知症の進行もあった為、しっかりしているうちに、とビデオメッセージにも取り組む。
終末期の過ごし方は人其々で、身近に終末期の方がいる方の過ごし方もまた其々。
そして、本人も周りも気持ちの準備をし、気持ち以外の様々な準備もして、酷な言い方をすれば「来るべき時が来るのを待つ」訳ですが、人の死は順番通り、予想通りに訪れるとは限らない。
最終回、居間で3人が、寿三郎があのまま逝ってしまうことにどこかホッとしていたという心のうちを話します。
多分それは、長い介護生活、しかも在宅介護をしていれば、誰しもが多かれ少なかれ持つ感情。
でも、寿三郎は亡くならなかった。そのため息。
しかも、在宅介護の一番の担い手であった、皆が頼りにしていた寿一が亡くなるという悲劇のおまけ付き。
ここに、この話の一番のポイントがあるんじゃないかとも私は思います。
介護はまだまだ続く。
先も見えない。頼りにしていた人はいなくなった。
舞が、そういうため息も吐き出しながらやってこうよと口にしますが、それこそが、在宅介護を続けていく上で一番大事なことですよね。
『介護を必要とする寿三郎は亡くならずに生きていて、介護の一番の担い手だった寿一がいなくなる。』
このパターンは、介護生活でよく起こる出来事で、介護者が介護疲れで疲弊、倒れてしまうというのは、日常茶飯事。
言ってしまえば、このパターン・展開を描かないと、介護生活を描くことにはならないかもしれない
寿一が足を怪我して家のことがきちんと出来なくなった時、グループホームに預けることを躊躇する寿一に、「出来てないでしょ!」と一喝するケアマネ(?)。
無理をしてやろうとすることは、介護される側にとっても良くないこと。
そして描くグループホームを取り入れた介護生活。
でも、グループホームで楽しくやっている利用者でも、家に帰りたいという想いはやはり皆が持っている訳で、それが様々な問題を引き起こしてしまうこともまた、一般的によくある現実。
その後、また在宅で生活し始めた寿三郎。でも今度は介護者の怪我どころではなく、介護者が亡くなる展開。
そして、逃げはしないが無理もしない、吐き出しながらやっていく、という結論に辿り着く3人。
この話の中の寿一が亡くなる展開は、介護生活を描いた作品として捉えてみた場合、やはり必然的展開で、物語全体としての見事な結末だったように感じます。
想定外の最終回。
誰もが思い付かなかった最終回って事には拍手を送りたい。
だが、誰もが望んでいなかった展開(たぶん)にはアン拍手だ。
オマケにシックスセンスまでスパイスのように振り掛けやがって。
脚本的には100点あげても良いが心情的にはマイナス100点あげたいくらい。
知り合いが突然この世からいなくなった時みたいに『え~嘘だろ』『なんか何時までもモヤモヤする』が率直な気持ちだ。
最終回を見る前にここを覗いたら、シックスセンスと書いている人が何人かいたので、登場人物の誰かが、実は第1話の時点で死んでいて、ずっと幽霊だったことに気づかずに観ていたのか!?と期待したら、全然違った。残念。もしそうだったら面白いなと思ったんだけど。
最後に映った世阿弥マシーンのマスク、長瀬くんがタレントの仮面を脱いだメタファーであることを指摘されてる人がいたけど、確かにそうだと思う。
私は、あれを見て、引退する山口百恵がラストステージの一番最後に、持っていたマイクを舞台に静かに置いて、ステージを去って行った有名なシーンを思い出した。知らない人もいるだろうが。
じっと映し出される一本のマイク。クドカンの頭には、きっとその映像があったに違いないと思った。リングの上に落ちて映し続けられる最後のマスクの映像は、オマージュとして長瀬くんに贈ったものだろうと。
このドラマは、長瀬智也の「引退試合」に実にふさわしい、記念碑的な作品になったと思う。
これから彼がどのような道を歩むかわからないが、彼がこのドラマで感動を呼んだことは、記憶に残り続けるだろう。
永山さんの家の話として考えれば、
ドラマの交代と共に、弟から兄貴へのバトンタッチ!
プロレスに能、介護に、学習障害・多動症、息子 秀生の親権問題。さくら🌸を巡る恋模様、そして寿限無の落とし前を含む 失われた家族の絆を取り戻す。ただでさえ詰め込み過ぎだと思うのに、最終回の始めから、なんと主人公が死んでいたなんて。もう、なんとゆーたらえーのか。
それは、個人的には辛い展開だった。
長く1対1の介護をした身としては、親より先に私が逝くことが一番の恐怖だったが、ドラマではそれが現実になる。
だが、観山家は裕福だが温かい大家族。子に先立たれる辛さはあろうが、寿三郎にはまだ支えてくれる家族がいる。その安心感と共に見ることができた。
観山家の家宝である寿一は家族に笑顔を取り戻し、家族同士を確かに結びつけて逝く。天才脚本家がこれでもかと詰め込んだモノがことごとく生きて回収されている。スゴいとしか言い様がない‼️
観山家の家宝は、ついでに私の心も救ってくれた。
かなり前の回になるが、ビューティフルライフごっこの途中に寿三郎とサクラが動けなくなった時に、私は錯覚に陥った。寿一に山賊だっこされたのは私で、車椅子に乗っていたのは母だった。そんな幸せな安心感を味わわせてもらった。
介護は先の見えないしんどさがあるが、幸せな時間でもあったことを思い出させてくれた。
葬儀の場でのフリースタイルコメントには爆笑してしまった。こんなとんでもない介護ドラマがあるだろうか⁉️
宮藤官九郎さんという脚本家さんがいればこそ出来たドラマ。見られて良かった‼️ありがとう。本当にありがとう!
これからもついて行きます。多分。。。
プロレス が好きだで見てたけど、何かイマイチやった
みんなにスポットあてて支離滅裂な感じだった
何が伝えたかったのか、ようわからん
取り回しセリフもクドカンだけあってくどかった
最終回の前に、TVerで全話公開されていた10年前のクドカンドラマ『11人もいる!』を一気に觀ました。
本作(TBS)の番宣再放送に他局作品(テレ朝)のこれを出してきたTVer担当者の意図がわかり、なるほどと感心しました。
クドカンさんの作品のベースには、彼の死生観が一貫してあるのですね。
私も深刻な状況を日常と同じものと考えたいものです。
余談ですが、TVerにはこうした局越え・超党派的な企画がよく見られ、それはとても愉快です。
視聴者の裏をかく事が脚本の妙技と勘違いしているクドカンオタクには大ウケかも知れないが、私には結局、クドカンと長瀬智也による長瀬智也の為の小さくまとまったストーリーに過ぎなかったと思う。以前、実際に試合中の事故で亡くなったプロレスラーの三沢光晴さんの話をされていたので、まさかそのままドラマに…とは思いましたが。このドラマ、本当に凄かったのは西田敏行さんの演技だけだったと思う。
メッセージ性なし
戸田さんが苦手になった。
長瀬も戸田も好きじゃなかったけどこのドラマは面白かった。
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