携帯会社を乗換えることで電話番号が変わってしまうととても不便になります。
急に友達や家族と連絡が付かなくなったり、色々なサービスに登録している電話番号を一つ一つ変更しなければならなかったり、とても手間が多くて乗換えをためらっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、MNP(モバイル(mobile)ナンバー(number)ポータビリティ(portability))という仕組みを使うと携帯会社を乗換えても、今の電話番号をそのまま使うことができるんです。
以下で、順にその方法をお伝えします!
(1)MNP予約番号の発行を申請
MNPには「MNP予約番号」というものが必要です。MNP予約番号は、今お使いの携帯会社から取得します。
大手携帯会社を含むほとんどの場合、ウェブからの申込みが可能です。
・NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/cancellation/
・KDDI(au)、沖縄セルラー
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/contract/cancel/
・KDDI(UQ)
https://www.uqwimax.jp/mobile/flow/mnp_cancel/
・ソフトバンク
https://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/
・ワイモバイル
https://www.ymobile.jp/support/process/cancellation/mnp/
・楽天モバイル
https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001407/
(2)MNP予約番号を発行・解約時の説明
最終的には今お使いの携帯会社との契約は解約になります。解約の際の重要な説明はここで行われるので、しっかりと内容を確認した上で、MNP予約番号を受け取ってください!
(3)MNP予約番号をもって転入(契約)の申込み
乗換え先の携帯会社に契約を申し込みます。MNPで契約することを伝えてください。ここでMNP予約番号を乗換え先の携帯会社に伝えることになります。
(4)MNP手数料の支払い
乗換え先の携帯会社と契約が成立すると、今お使いの携帯会社との携帯電話の契約は自動的に解約になります。MNPを利用する場合に元の携帯会社に支払う手数料(MNP手数料)は、乗換え先の携帯会社との契約が成立したときに発生します。
ここでは、MNPの注意事項についてご紹介します。
MNP予約番号を発行するだけでは、乗換え元の携帯会社との携帯電話の契約は終了しません。MNP予約番号を乗換え先の携帯会社に伝え、乗換え先の携帯会社と契約を行った時点で、乗換え元の携帯会社との契約は自動的に終了します。
MNPを行うと下記のようなことが発生する可能性がありますので、今お使いの携帯会社に事前によくご確認ください。
令和3年4月1日以降は、ウェブでMNP予約番号発行の申込みをした場合、乗換え元の携帯会社に支払う料金は0円となります。なお、店頭・電話でMNP予約番号発行の申込みをした場合の料金は、1,000円(税別)以下となります。
令和3年4月1日以降、ウェブでのMNP予約番号発行の受付時間は、原則として終日対応となります。なお、現在の各社の受付時間は以下のとおりです。
NTTドコモ | KDDI(au) | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
9:00~21:30 | 9:00~20:00 | 9:00~20:00 | 24時間受付 |
令和3年4月1日以降、乗換え元の携帯会社が、利用者が希望していないにも関わらず、MNPを思いとどまるよう引き止め営業を行うことは禁止されます。