愛媛県は29日、県内で新たに24人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
感染者は、松山市の繁華街クラスター以外にも新しい事例で散発的に増えていて、県は変異ウイルスの感染で新たな対応を導入します。
県によりますと新たな感染者は既存の5つの事例で13人、新しい8つの事例で11人となっていて、地域別では松山市の18人を中心に今治市や伊予市、東温市などで確認されています。
変異ウイルスが広がっていると見られる松山市の繁華街クラスターでは、8人が判明し、これまでの感染者は168人になりました。
県内の変異ウイルスの事例はこれまで10件が判明。
この変異ウイルスの感染者について県は独自に10日間の療養期間を設定し、この後の2度のPCR検査で陰性が判明すれば退院する制度を導入します。
また飲食店の無症状の従業員を対象にした臨時のPCR検査センターが、30日に運用を開始。
1時間に100件の検査ができるとしていて、利用を呼びかけています。