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赤いバイクが駆け抜けるシーンで幕を開け……MIKIKOチーム案の概要

 プレゼン資料によれば、セレモニーは、会場を一台の赤いバイクが颯爽と駆け抜けるシーンで幕を開ける。漫画家・大友克洋氏が2020年東京五輪を“予言”した作品として話題となった『AKIRA』の主人公が乗っているバイクだ。プロジェクションマッピングを駆使し、東京の街が次々と浮かび上がっていく。三浦大知、菅原小春ら世界に名立たるダンサーが花を添え、会場には大友氏が描き下ろした『2020年のネオ東京』が映し出される。

MIKIKOチーム案のプレゼン資料表紙
『AKIRA』の主人公が乗っている赤いバイクが駆け抜ける(プレゼン資料より)
三浦大知の登場シーン(プレゼン資料より)

 1964年の東京大会を映像で振り返ったのち、「READY?」と合図を送るのは、渡辺直美。過去から現代へと誘う役割だ。女性ダンサーたちが、ひとりでに走る光る球と呼吸をあわせて舞う。世界大陸をかたどったステージの間を、各国のアスリートたちが行進。各種競技の紹介は、スーパーマリオなどのキャラクターのCGが盛り上げていく。 

 最後に聖火が点されると、花火が開幕を告げる――。

渡辺直美が「READY?」と合図を送る(プレゼン資料より)
マリオが競技を紹介する(プレゼン資料より)
最後の聖火ランナーが火を灯す(プレゼン資料より)

 MIKIKO氏に取材を申し込んだところ、以下のような回答があった。

「公式コメントを出すことができ、自分の中でも区切りがつけられたと思っています。私が喋ることができるのはあのコメントが全てです」

 3月31日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び4月1日(木)発売の「週刊文春」では、MIKIKOチーム案の全貌のほか、森喜朗氏や菅義偉首相、小池百合子都知事らが開会式出演を強く求めた著名人や支援者、“恋ダンス”を手掛けたMIKIKO氏の知られざる人物像、佐々木氏が小誌に明かしていた予算の裏側などについて、詳報している。

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