半年間に及んだコロナ闘病…酸素吸入が生涯必要な体に

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 新型コロナに感染し、肺機能低下と右足が不自由になる後遺症を抱えている槌田直己さん(仮名=57)。今回は約6カ月にわたった治療とリハビリについて語ってもらう。【編集・構成/日刊ゲンダイ】

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 正直、治療に関しては、昨年8月に救急車で運ばれた後、しばらく意識がありませんでしたので、覚えている範囲でお伝えします。ただ夢か現実かわからないところもあり誤っているかもしれませんので、予めことわらせていただきます。

 一言で言って、新型コロナ固有の治療とはないと思っています。一般的な肺炎や肺機能低下に対する治療と同じで、使う薬剤に新型コロナに効くと思われる薬を使うといった差があるだけだと推測しています。まだ新型コロナに対する特効薬は開発されていないので、アビガンやらレムデシビルやら既存の効きそうな薬を患者に投与している状況ではないでしょうか。

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