ワクチン接種、国内100万回超え 人口の1%未満、出遅れ鮮明
2021年04月01日 08時12分 毎日新聞
2021年04月01日 08時12分 毎日新聞
2021年03月31日 21時56分 毎日新聞
米ファイザー製のワクチンが充てんされた注射器=福岡県古賀市で2021年2月22日午後2時24分、須賀川理撮影
国内での新型コロナウイルスのワクチン総接種回数が31日時点の累計で100万回を超えた。接種開始から約1カ月半での到達だが、現時点では医療従事者らに限られ、接種を受けた人は人口の1%に満たない。主要国からは大きく遅れている。
国内では2回接種の米ファイザーのワクチンが実用化されている。厚生労働省によると、31日午後5時時点で100万2739回で、2回目を完了した人は12万5580人。一部の医療従事者らを対象に2月17日に接種を開始した直後は1日数千回のペースだったが、優先接種が本格化したことで、最近は1日数万回ずつ増えている。
英オックスフォード大の研究者らが運営する「Our World in Data」によると、米中両国ではそれぞれ1億回を突破。少なくとも1回の接種を受けた人は、イスラエルでは人口の6割を超え、英国4割、米国3割、欧州連合(EU)1割と、日本を大きく上回る。
政府は4月12日から高齢者への接種を始める方針だが、4月の供給量は限られる見込み。各自治体での接種が本格化するのは5月前後とみられる。河野太郎行政改革担当相は31日のインターネット番組で、「まだゆっくりだが、5月、6月になると毎週のように1000万回分ずつ入ってくるので、スピードアップできる」と話した。
厚労省は同日、新型コロナワクチンに関する疑問に答えるため、新型コロナワクチンQ&A特設サイト(https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/)を開設した。イラストや動画でワクチン接種を受けるまでの流れや効果、安全性について解説している。【横田愛、金秀蓮、花澤葵】