セレックシステムとは、歯の被せ物や詰め物をコンピュータを用いて設計・製作するCAD/CAMシステムのことです。
従来の被せ物や詰め物の治療ですと、患者さまの歯型を取り、歯科技工所に製作依頼をします。
そのため、患者さまは数日間、仮歯や仮の詰め物をしなければならず、通院しなければなりません。
しかし、セレックシステムであれば、歯科技工所に依頼する必要がなく、最先端の3D高額カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列を再現し、被せ物や詰め物を3D画面上で設計し、ミリングマシンがデータをもとに作成することができます。
なので歯科医院内で被せ物や詰め物を製作できるので、最短即日で被せ物や詰め物が完成し、その日のうちに、かつ、安い治療費用でセラミックの詰め物や被せ物が装着することができます。
セレックシステム
なら全て解決できます!
医療先進国であるドイツ発祥のこのシステムはヨーロッパ諸国やアメリカなどの歯科先進国を中心に、世界で約3万台のセレックが活躍しており、1,000万を超える症例、20年以上もの実績があります。
ただ日本では、馴染みが薄く、「セレックシステムとは?」のように感じられるかもしれません。
また近年普及が進んで多くの歯科医院で導入がすすんでおりますが、技術の習得が難しく、挫折する医院も多いのが実情です。
しかし、当院では過去1000件以上の実績あるドクターが、治療をおこないますので、セレックシステムを最大限に活用することができ、実際このシステムを利用した多くの患者様から「通院回数が少なく、質の高い治療が安い費用で受けられる」と喜んでいただいており、大変満足度の高い治療と言えます。
3D光学カメラを用いて撮影を行います。(場合によっては通常の型取りを行います)
撮影した情報をもとにコンピューターを使ってプログラミングをします。
プログラミングしたものをミリングマシンで作製いたします。
完成したものを調整・研磨を行い歯に装着して完了です。
通常STEP1~STEP5までが1時間~1時間半程度で出来ます。
通常のセラミックの治療ですと、技工所に依頼し、患者さまには1週間ほどお待ち頂きながら、通院して頂いてました。また、治療費用も部分的な詰め物で6万円以上、被せ物で12万円以上するのが一般的でした。
ただ当院では、セレックシステムを使うことによって、技工所に依頼する経費が削減できるため、
部分的な詰め物 ¥40,000~
被せ物 ¥70,000~
と安い治療費用で受けることができます。
A:通常のセラミック治療ですと詰め物の残存率は約7割との報告があります。
(シロナデンタルシステムズ株式会社の臨床研究データより)
ただセレックシステムを利用して製作した詰め物の残存率は9割を超えていると言われており、セレックシステムで製作した詰め物の寿命は長いと言えるでしょう。
また、今までのセラミック治療ですと詰め物や被せ物が、
「すぐに取れてしまった」
「詰め物の一部が割れてしまった」
という経験はありませんか?
セレックシステムで製作した詰め物ならば、時間が経過しても外れてしまうようなトラブルも起こりにくく、再治療による通院の負担軽減はもちろんのこと、歯にかかる負担も軽減できると言えます。
A:詰め物や歯の事で悩まれてる方、全ての方にお薦めできる治療法です。
特に
「見た目を綺麗にしたいが、安い治療費用で受けたい」
「何度も通院をしたくない」
「金属アレルギーで銀歯が入れられない」
という患者さんにお薦めしています。
A:セレックシステムを用いた治療のデメリットに外れやすく、精度が悪いとおっしゃる医院様もあります。
ただそのケースのほとんどが熟練されてない方が作られたものが多いようです。
私も以前、導入当初は制作に時間がかかったり、患者様の口から外れてしまい、
患者様には何度も通院して頂いておりました。
その後、適切な設計が出来るようになってからは、最短即日で治療可能となり、
患者様にご迷惑おかけすることもなくなりました。
また治療した歯以外との色の差異が生じ、他の歯とのバランスが難しいという意見もありましたが、
近年は患者様に適切な色を選択できるようにもなっております。
しかし、1つのブロックから製作するため、歯の色にバラつきがある患者様には、微妙な細かい色が再現できないという点はございます。