とても印象に残っているシーンです。
結果あのような形になりました。
最初から泣こうとは思っていませんでした。
そうですね(笑)。
このシーンは、監督に「自由にやって」と言われていて・・・。
滝藤さんはどうするんだろう?というのはありました。
義昭が泣くパターンもあるのかもしれないけれど、
それよりも、泣きたいけど泣けない義昭の気持ちをくみ取って
駒が泣くほうがいいんじゃないかなって。
台本を読んだときは、そこまで考えていなかったです。
私も同じです。何もイメージしていませんでした。
突然、自分の首を絞めるシーンなんて難しいですよね。
ですよね。
私もセリフだけはちゃんと覚えていくけど、
そのときの感情とかは実際にお芝居をしてみないとわからない。
いやいや、滝藤さんは本当にすごいなって。
いっぱいありますよ。
100個...?(笑)・・・でも滝藤さんには感謝しかないです。
駒は、オリジナルキャラクターという難しさが本当にあって・・・。
登場しない週もあって、次に出てきたときには数年たっていたりして、キャラクターとして積み上がっているのかどうかわからなくて。
十兵衛さまとのシーンは、時系列がポンと飛んでの再会だったりすることが多く、そこが難しくて・・・。
でも、義昭と駒の関係性は、大和での出会いからずっと積み上がっている感じがしていて、とてもやりやすいんです。だから、すごく感謝しています。
いつも滝藤さんには、助けられています!
私も楽しいです!
でも、私の場合、最近は難しいシーンが多くて・・・。
「戦(いくさ)はやめてください」と、一方的に十兵衛さまにしゃべるシーンが多くて・・・。
そこはやっていて難しいですね。
でも、長谷川さんに関して言えば、すごく緊張感をもってお芝居されるので。
あの緊張感をずっとキープされるのは、すごいなって。
ドラマの前半は受け身の芝居が多かったけど、後半に入って、
光秀が物語を展開していくようになって、グッと魅力が増したような・・・。
前半の受け身の芝居がバネになって、さらにいまステキさが増してますよね。