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山のちょうじょうの木のてっぺん
にしやんちの犬・ごんすけが死にそうです。ごんすけがいなくなるなんて。いがらしくんは、どうやって死ぬのか見てみたい気もしました――。
【みどころ】
いがらしくんは、おっちょこちょいの元気な一年生です。にしやんは、いがらしくんとは正反対の性格でした。よわっちいです。いがらしくんとにしやんは、それぞれのやり方でごんすけの死と向き合います――。
おれ、よびだしになる
ぼくがいちばん好きなのは「おすもうさん」ではなく「よびだしさん」!
たんじょうびに行った大相撲で、ぼくは、よびだしさんに朝稽古にさそわれて…。
【みどころ】
「に〜し〜」「ひが〜し〜」と、お相撲さんの名前を呼び上げたり、土俵を作ったり…大相撲の縁の下の力持ち、「呼出し」。そんな「よびだしさん」が大好きで、大相撲の世界にとびこんだ少年が、夢を叶える物語です。
タヌキのきょうしつ
夜、みんなが帰ったきょうしつでタヌキたちが勉強をしています。けれど問題がおこってしまい…。タヌキと人々との心あたたまるお話。
【みどころ】
子どもたちが帰った教室で楽しそうに勉強をしているタヌキたち。九九を覚えたり、歌を歌ったり。しかし、しばらくすると、町には兵隊があふれ……タヌキの教室はいったいどうなってしまったのでしょう。
ながーい5ふん みじかい5ふん
列にならぶ5分とジェットコースターに乗っている5分。どうしてこんなに、ちがうんだろう! 長いのは、どんなとき? 短いのは、どんなとき?
【みどころ】
ならんでいる5分は長いけど、ジェットコースターの5分はあっという間! おなじ5分でも、どうしてこんなに、ちがうんだろう。長いのは、どんなとき? 短いのは、どんなとき? 感じる時間のちがいが楽しい絵本。
青いあいつがやってきた!?
みんなも、うまくいかないこと、どうしても一歩をふみ出せないことがあると思います。そんなとき、青いあいつの存在がいてくれたら…。
【みどころ】
「よおっ!」と、とつぜんぼくの前にあらわれた全身青いヘンなやつ。転校した学校で友だちがなかなかできないぼくと、今日一日いっしょにすごすだって!? 「青いあいつ」にふりまわされる「ぼく」の一日が始まった。
ねこと王さま
身のまわりのことができない王さまが、町でくらすことになって…? のんびりした王さまと、王さま思いのかしこいねこの、ゆかいで楽しい物語。
【みどころ】
物語の舞台は、英国です。本の中には、英国らしいものがたくさん出てきます。たとえば、王さまとねこがのっている二かいだての赤いバス。巻末には、英国で紅茶と一緒によく食べるクッキーの作りかたものっています!
ポリぶくろ、1まい、すてた
これからも、きれいな村でくらしていけますように――20年前のアフリカで、ポリぶくろのリサイクルをはじめた女性の伝記絵本です。
【みどころ】
いまに、きっと小さなゴミの山もなくなって、わたしの村はむかしのようにきれいになる――20年前、ゴミだらけだったアフリカで、なかまたちといっしょにポリぶくろのリサイクルをはじめた女性の伝記絵本です。
北極と南極の「へぇ~」くらべてわかる地球のこと
北極と南極、どちらが寒い? どんな動物がいるの? にているように見えるけど、くらべてみると、ちがうところがいっぱいで、へぇ~って言いたくなるよ。
【みどころ】
北極の代表ホッキョクグマくんと、南極の代表アデリーペンギンちゃんが、著者の中山記者といっしょに極地のひみつを教えます。北極・南極のすばらしさにふれながら、地球の今と未来を考えるきっかけにしよう。
ヒロシマ 消えたかぞく
広島に落とされた一発の原子爆弾で「全滅」したある家族の写真絵本。父親が撮った日常写真から、奪われた尊いいのち、戦争について考える。
【みどころ】
愛情あふれる家族の日常写真で構成された本書は、原爆のむごさや戦争の残酷さだけではなく、何気ない日常こそが大事であり、平和を作っていくのは私たち自身だということに気づくきっかけを与えてくれる一冊です。
月と珊瑚
沖縄で生まれた少女・珊瑚(さんご)と、東京から来た転校生・月(るな)。珊瑚の日記から沖縄の「今」を生きる少女たちの友情、将来の夢が浮かびあがります。
【みどころ】
勉強が苦手な少女・珊瑚(さんご)は日記をつけることにしました。転校してきた月(るな)と仲良くなりたい、エイサーを踊(おど)る男の子ってかっこいい……。日記から、沖縄の少女たちがまさに今感じていることがリアルに浮かびあがります。
飛ぶための百歩
目の見えないルーチョが、山登り、人との関わりを通して、大人への一歩を踏み出す成長物語!2018年ストレーガ・チルドレン賞受賞作。
【みどころ】
中学を卒業したばかりのルーチョは5歳の時に失明した。誰の力も借りずに生きていこうとするが、山登り、人との関わりを通して、大人への一歩を踏み出す成長物語!2018年ストレーガ・チルドレン賞受賞の話題作。
風を切って走りたい!:夢をかなえるバリアフリー自転車
体の不自由な人が乗れる自転車作りは困難の連続。その自転車を必要とする人がいる限り、たとえ自分が犠牲になってもただ信じる道を進むだけ!
【みどころ】
堀田健一さんが作るのは、体の不自由な人に合わせた世界にひとつの自転車。苦しい生活に、何度もくじけそうになりながらも立ち上がる姿に勇気づけられます。「人は何のために生きるのか」が心にしみる感動の実話です。
天使のにもつ
中学2年・斗羽風汰が軽いノリで選んだ職場体験先は保育園。保護した捨て犬の里親探しも待ったなし!ため息と絶叫の5日間の物語。
【みどころ】
風汰は5日間の職場体験を通して、ふだんの中学生活ではかかわることのない世の中の現実に、向き合います。それらは現代における私たちの社会のリアルな現実です。中学生の風汰に何ができるのか。煩悶の末にたどりついた答えは?
11番目の取引
強奪された祖父の伝統楽器ルバーブを買い戻すために、サミは自分の持ち物で物々交換を始める。期限は1か月。700ドルを用意できるのか?
【みどころ】
アフガニスタン難民のサミと祖父の心の支えであり、稼ぐ手段だった伝統楽器ルバーブが奪われた! 買い戻すには1か月以内に700ドルが必要だ。サミは友だちの助けを借りて自分の持ち物で物々交換の取引を始める。
平和のバトン:広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶
被爆証言者の記憶を、高校生が絵に描いて記録する『次世代と描く原爆の絵』プロジェクト。4組の証言者と高校生を取材した、平和について考えるノンフィクション。
【みどころ】
原爆が投下されて75年。やがて被爆者がいなくなれば、失われる記憶。「このままでは、原爆のことが忘れられてしまう」。
勇気を振りしぼって話し始めた被爆者の声を、見た光景を、絵に描いて記録するプロジェクトを追う。
廉太郎ノオト
ライバル、友人、恩師に導かれ、瀧廉太郎は日本に西洋音楽を響かせることを夢みる――。明治時代を駆け抜けた天才音楽家の甘く苦い青春小説。
【みどころ】
音楽の教科書でおなじみの瀧廉太郎が本書の主人公。見どころ(の一つ)はなんと言っても、天才ヴァイオリン少女との鬼気迫る合奏シーン! 音楽家を志しながらどこか控えめだった廉太郎が、目を覚ます様は必見です。
フラミンゴボーイ
ゴッホの絵に導かれて南仏を訪れた青年が遭遇したのは、第2次世界大戦末期、フラミンゴと話ができる少年とロマの少女の感動物語だった。
【みどころ】
一枚のゴッホの絵をきっかけに訪れた南仏で青年が遭遇した不思議な体験。それは、ナチスが猛威をふるう第2次世界大戦の末期、フラミンゴと話ができる力を持つ少年とロマの少女の魂をふるわせる感動物語だった。
キャパとゲルダ:ふたりの戦場カメラマン
生きるために…二人のカメラマンは戦場に向かった。夢と理想を支えに、革命の前線に身を投じた若き二人の青春ドキュメンタリー。
【みどころ】
写真…それは、生き延びるための切符だった。激動の1930年代、スペイン内戦を世界に伝えた二人のカメラマン、キャパとゲルダ。夢と理想を支えに、革命の前線に身を投じた若き二人の青春ドキュメンタリー。