PIXTAは2016年5月31日に、サービス開始10周年を迎えました。
その10周年記念企画として立ち上げた企画が
『PIXTA 10th Photo AWARD〜Instagramからはじまる上映会』です。
写真共有SNS「Instagram」上で
「ありがとう」をテーマにした写真コンテストを開催。
ついた「いいね」数を考慮の上、優秀作品10点を
渋谷スクランブル交差点の大型屋外ビジョンで上映しよう!という企画です。
そして、ついに上映会の当日――
8月19日(金)、PIXTAの文字が渋谷スクランブル交差点に浮かびあがりました!
こうして、上映会がスタートしたのでした。
実現までの長い道のり、始まりは8ヶ月前
昨年の創業10周年の折には、ピクスタ株式会社を支えてくださった皆さまへの感謝とピクスタの歴史を綴った、創業10週年特設サイトを公開しました。
サービス10周年となる2016年は何をしよう?
そこで毎年1月に行っている全社合宿で、
PIXTAスタッフ全員で考え、社内企画コンペを開催しました。
たくさんのアイディアが出ました。
- ワゴン車で最北端から離島までキャラバンしよう!
- 動画をつくろう!
- 撮影支援をしよう!
- クリエイターと購入者をリアルの場でつないでみたら?
そこから、たくさん悩みました。
クリエイターさんだけでも、購入者さんだけでもなく、
できるだけたくさんの人に楽しんでいただく方法はなんだろう?
考えて、たどりついたのは、
クリエイターさん、購入者さんを分けて考えるのではなく、
全員をビジュアル表現することを楽しむ「表現者」としてとらえ、
PIXTA会員と、未来の会員になるかもしれない人たちも全員が自由に参加できる
今までの10年とこれからの10年をつなぐイベントにすることでした。
その手段として、表現を楽しめる
『コンテスト』を開くこと
ストックフォトに囚われないビジュアル表現の場として最も活気ある
『Instagram』上で募ること
個人ではできない体験として
『渋谷スクランブル交差点で作品を上映』すること
でした。
本当は、リアルな展示会も開きたかった
本当は、スクランブル交差点で上映するだけじゃなく
展示会も開く予定でした。
パーティーもやろう!ゲストも呼ぼう!トークショーやろう!
と夢を広がるものの、スケジュールや場所や規模や予算・・・
様々な壁が立ちふさがりました。
諦めきれずに最後まで実現できる方法を考えてみたものの、挫折。
ギャラリーの代わりに『作品集』をつくることにして
『上映会』と『作品集』の実現に絞って目指していくことになったのです。
集まったのは1,000点を超える『ありがとう』
概要が固まって本格始動できたのが4月のこと。
『ありがとう』をテーマにした写真コンテスト、というコンセプトが決定し、
10周年記念日当日の5月31日より写真コンテストの応募が開始しました。
最初はなかなか作品が集まらず、不安を覚えたものの、
毎日投稿される「ありがとう」の写真に、10周年企画チームは
「これは泣ける・・・」
「かわいい〜!」
と大はしゃぎ。
心洗われる景色
おもいっきり笑いあえる仲間たち
毎日当たりのように一緒にいてくれる家族
旅立ってしまった人、新しい命
応募締め切り最終日には投稿ラッシュが続き、終えてみれば応募作品数は1,017点。
それぞれの想いがたくさん詰まった素敵な作品が集まりました。
一点一点、何度も何度も検討を重ね、応募締め切りから3週間後、受賞作が決定。
上映会用に作品とメッセージを編集し、ついに上映会の日を迎えたのです。
渋谷の街に放たれた、たくさんの優しい想い
10周年企画チームはもちろん、仕事を抜け出せるスタッフ全員で
かわるがわる上映会を見に行きました。
企画を完走した10周年企画メンバーにとっても感慨はひとしおです。
少し涙が出たのは、次々に流れる作品に込められた想いが
どれも優しいからに違いありません。
当日、来られなかった受賞者の方からは、
「嬉しくて涙が止まりません。。。」
と感激のお言葉をいただきました。
参加された方々からも
「素敵な企画に参加できて楽しかったです」
「ワクワクさせてもらいました!」
「楽しい企画をありがとうございました!」
と、あたたかいコメントをいただきました。
たくさんの人たちに楽しんでいただきたくてはじめた企画でしたが、 1番、嬉しい気持ちになれたのは、わたしたちスタッフ一同だったかもしれません。
これから作品賞受賞者の方々には全100作品を収めたフォトブックを PIXTA賞、いいね賞受賞者の方々にAmazonギフトコードをお届けして参ります。
※表紙イメージです。実物と若干異なる可能性があります。
直接お目にかかれずとも、たくさんの方々をまたちょっとでも笑顔にできる信じて最後まで完走いたします!
改めて、たくさんのご応募ありがとうございました。
そして10年を支えてくれた皆さま、
これからの10年を共に走ってくださる皆さまに
心から感謝申し上げます。
これからもPIXTAをどうぞよろしくお願いいたします。