TM NETWORK、globeのメンバーでもあり、これまで数々のヒット曲のプロデュースを手がけた小室哲哉と、かつてTMのサポートメンバーを務め、accessとしても活躍する浅倉大介が新しいユニット“PANDORA(パンドラ)”を結成したことが発表された。
今年に入り、何度か小室と浅倉の2ショット写真が公開され、小室のSNSでは“DA / TK DIGITAL ORCHESTRA”というイニシャルとともに予告動画などもアップされ、ファンや各メディアでも、何やらこのふたりが企てていると話題となっていた。
もともと浅倉は、access活動以前にTM NETWORKのサポートメンバーも務め、彼のキーボードプレイを小室も絶賛。公私ともに師弟関係の間柄であり、TMのサポートを始めた1987年から考えると、30年の時を経てようやく実現したプロジェクトといえる。
今回のユニットに関して浅倉は、「まずは尊敬する先生(小室哲哉)とのユニットです、ボク自身すごくうれしいし、とても楽しみです。先生の考える、これまで、今、これからのデジタルミュージック、音楽シーンへのアプローチを、ひとつでも多く、このPANDORAで実現させたいと思います」とコメント。
さらに小室は、「今の音楽シーンはジャンルがどうとか、形態がどうとか関係ない状況にあります。テクノロジーの進化により環境に合わせて、データを創ることが可能になりました。浅倉君は最高のシンセサイザープログラマーであり、キーボーディスト。僕の文科系のイメージを理科系の彼が音楽という形にする。作業は少しのコンピューターがあればどこでもできる。今回のユニット、PANDORAの概念は“箱”です。その扉を開けて、いろいろなもの、音楽が出てくるのを楽しみにしててください」と、今後を期待させるコメントをしている。
今回の発表ではユニット名とふたりの写真のみだが、その“PANDORA=箱”からどんなものが飛び出してくるのか、続報に期待しよう。
PANDORA オフィシャルサイト
http://avex.jp/pandora/