戦術研究
連将
かなり古くからある戦術。よって何かの対策というものではないが一度ハマると一季でゲームを終わらせることもできる。盤面の皇処に将を連続して並べ、「良い上司」をお互いに適用させ周り12マスの駒をすべて取れなくする戦法。将すら取れないので完成させられるとどうすることもできない。
古い戦術なので対策が多数あり、最速で連将を狙うことは難しくなったが中後半に完成させられると非常に強力。反対側の駒が取られやすいのが弱点。
激巫
当初は最速連将を阻止するために編み出された戦術。しかしその手数の少なさから様々な戦術の対策となる。この盤面になった時点で相手の王を確実にとることができる。定弓とは逆の列の弓をzauに動かすことで激巫を作りつつ弓弓交換にできる。
汎用性が非常に高く、攻撃力も非常に高いが、皇を動かす関係上皇を動かされると止まる弱点がある。また、手持ちの駒を使いつつ王を詰めていくので他の役につなげにくいという弱点もある。また、先手で激巫を行うと定弓で馬弓交換をされ、役を作られる可能性が非常に高くなるため、基本的に後手の戦術。
将皇将
最短で王を取ることを目指す戦術で、先手後手ともに使うことができ王の守りが比較的堅いことが特徴である。
これに対する相手の対策は、先に皇を呼んでおく・王を逃がす・zeのマスに駒を置いておく等があげられるが、いずれにしてもその手数の分だけ自陣の駒組みが遅れてしまう。
同じ皇を戦術に織り込む激巫とは相性が悪いと言える。また、皇を動かされた途端に王が危険にさらされること、連将と違って将自体は取られやすいことに注意。
定弓
この戦法の何よりの強みはその速さである。裁で無が出ない限り、この陣形はゲーム開始からlau弓lailyの一手で完成する。それにより、先手を取れば強力な効きを見せる。
例えばこの状態で相手がleの弓を横に動かそうものなら、役作りに重要な馬を取ることができる(裁で二以上が出れば)。したがって相手は弓の動きを制限され、激巫等の強力な陣形を組むことができない。また、nai兵nauとすれば次手で巫が皇処に乗り、激巫に似た状態を作り出せる。まさに速攻、超攻撃的な布陣と言えるだろう。
抗弓
定弓への対策として考案された戦術で、もっぱら後手で用いられる。定弓に特有の、皇処に巫が出てきた時に王か馬弓兵のどちらかが必ず防げなくなるという事態を防げるのが最大の長所。
比較的最近に考案されたため対策もあまり見つかっていないが、案としては皇で弓の利きを塞ぐ・うまくcauの弓を交換して馬弓兵を目指すなどが挙げられている。