中2自殺、担任再び不起訴 検審不当議決受け福井地検

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 福井県池田町立池田中2年の男子生徒=当時(14)=が2017年3月に担任らの厳しい指導が原因で自殺した問題で、業務上過失致死容疑で告発され不起訴処分となり、福井検察審査会が処分を不当と議決した当時の担任について、福井地検は29日、再び不起訴とした。

 西尾健太郎次席検事は「再捜査の結果、起訴するに足る十分な嫌疑までは認められず、不起訴処分を維持することが相当と判断した」と述べた。

 処分を受け、市民団体の村内光晴代表は「民意が反映されておらず、憤りを感じる」と話した。生徒の母親は29日、代理人弁護士を通して「遺族として話すことはない」とのコメントを出した。

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