今回はブレンデッドモルトウイスキー、グレン・ターナーのラムカスク・フィニッシュを飲みます。
グレン・ターナーは、グレンマレイ蒸溜所を所有するフランス企業、ラ・マルティニケーズ社が販売するブレンデッドモルトウイスキーです。
ラ・マルティニケーズ社はウイスキーのほか、ラム酒、ジン、ウオッカ、リキュール、スパークリングワインも手がける酒類メーカーです。
同社は蒸溜所としてほかにグレーンウイスキーを手がけるスターロー蒸溜所も所有しており、ブレンデッドウイスキーとしてラベルファイブ(Label 5)を製造、発売しています。
また2018年にはイギリスのエドリントン社からカティサークを買収し、販売を手がけるようになりました(日本での輸入販売はバカルディ・ジャパンが手がける)。
同社はハイランドモルトであるグレンマレイ蒸溜所を所有していますが、グレン・ターナーという蒸溜所は存在しておらず、ラベルには「シングルモルト」と明記していますが、実際にはグレンマレイ蒸溜所とそれ以外の蒸溜所のモルト原酒をブレンドしたものと言われています。
今回飲むラムカスク・フィニッシュは、元々バーボン樽で熟成された原酒をブレンドした後、同社が持つラム酒樽で後熟させたものになります。
なおグレン・ターナーは、バーボン樽原酒を使った「ヘリテージ」と12年ものがラインナップされています。
液色は中庸な琥珀色です。
味わいはアルコールからの辛みがそこそこあるものの、その後は酸味が一気に広がります。
味わいは、多少の苦みがあるものの、酸味が主体となり、後味にはほのかな甘みも感じられます。
味わいは、酸味がメインとなり、サッパリした印象になります。
癖が少なく、ウイスキー初心者でもハードルは低いと思います。
700mL、アルコール度数40度で、価格は2500円ほど。
ノンエイジながら、ブレンデッドモルトウイスキーとしては比較的お手頃です。
フランス企業がリリースするボトル
ラ・マルティニケーズ社はウイスキーのほか、ラム酒、ジン、ウオッカ、リキュール、スパークリングワインも手がける酒類メーカーです。
同社は蒸溜所としてほかにグレーンウイスキーを手がけるスターロー蒸溜所も所有しており、ブレンデッドウイスキーとしてラベルファイブ(Label 5)を製造、発売しています。
また2018年にはイギリスのエドリントン社からカティサークを買収し、販売を手がけるようになりました(日本での輸入販売はバカルディ・ジャパンが手がける)。
同社はハイランドモルトであるグレンマレイ蒸溜所を所有していますが、グレン・ターナーという蒸溜所は存在しておらず、ラベルには「シングルモルト」と明記していますが、実際にはグレンマレイ蒸溜所とそれ以外の蒸溜所のモルト原酒をブレンドしたものと言われています。
今回飲むラムカスク・フィニッシュは、元々バーボン樽で熟成された原酒をブレンドした後、同社が持つラム酒樽で後熟させたものになります。
なおグレン・ターナーは、バーボン樽原酒を使った「ヘリテージ」と12年ものがラインナップされています。
モルトウイスキーとしては安くて香り豊か
グラスからの香り、液色
グラスからはメロン、青リンゴ、ナシの香りが感じられます。液色は中庸な琥珀色です。
ストレート
先に紅茶の香ばしさが広がり、その後は青リンゴ、メロン、ナシの香りが続きます。その後ラムレーズン、カカオと香りが続きます。味わいはアルコールからの辛みがそこそこあるものの、その後は酸味が一気に広がります。
ロック
ナシとラムレーズンの香りが一気に広がり、鼻を突き抜けていきます。その後紅茶、カカオ、ウッディな香りが続きます。味わいは、多少の苦みがあるものの、酸味が主体となり、後味にはほのかな甘みも感じられます。
ハイボール
ラムレーズンの後にナシ、シナモンの香りが続き、レモンの香りが後から追いかけてきます。味わいは、酸味がメインとなり、サッパリした印象になります。
まとめ
全体的にグレンマレイのような特色を持ちつつも、ラム酒樽によるラムレーズンっぽさが強調され、比較的フルーティで飲みやすく感じます。癖が少なく、ウイスキー初心者でもハードルは低いと思います。
700mL、アルコール度数40度で、価格は2500円ほど。
ノンエイジながら、ブレンデッドモルトウイスキーとしては比較的お手頃です。
<個人的評価>
- 香り C: 紅茶の香ばしさの後、ナシ、青リンゴ、ラムレーズンが続く。奥からウッディさも。
- 味わい B: 苦みが多少あるものの、酸味が広がり、後から甘みも感じられる。
- 総評 B: 癖が少なく、ブレンデッドモルトウイスキーとしてもお値打ち。
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