大阪府の吉村洋文知事は、府内の新型コロナウイルスの感染者急増の背景について「大阪は(首都圏より)一足早く緊急事態宣言を解除したので、そのリバウンドもあると思う」と語った。
大阪府の吉村洋文知事は、府内の新型コロナウイルスの感染者急増の背景について「大阪は(首都圏より)一足早く緊急事態宣言を解除したので、そのリバウンドもあると思う」と語った。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に問われた衆院議員秋元司被告(49)=自民離党=は29日、東京地裁(丹羽敏彦裁判長)の初公判で「全ての事件は無罪だ」と述べ、起訴内容を否認した。収賄罪で共犯とされた元政策秘書豊嶋晃弘被告(42)も無罪を主張し、検察との全面対決の構図となった。 検察側は冒頭陳述で、便宜を図ってほしいとの目的を知りながら、秋元議員は、IR参入を目指す中国企業「500ドットコム」から現金や旅行招待などの賄賂を受けたと指摘した。
【AFP=時事】(更新)エジプトのスエズ運河(Suez Canal)で座礁し、航路をふさいでいた巨大コンテナ船「エバーギブン(Ever Given)」について、スエズ運河庁(SCA)は29日、船体を「正しい方向に80%」回頭させたと発表した。 SCAのオサマ・ラビ(Osama Rabie)長官は声明で、船尾は「河岸から102メートル離れた」と述べた。 これに先立ち、船舶位置情報サイトのvesselfinder.comとmyshiptracking.comは同日、船尾が運河の西岸から離れたと報告し、現地のAFP関係者もその様子を確認した。 一方、エバーギブンを所有する日本の正栄汽船(Shoei Kisen)の広報担当者は、船体の「向きは変わった」が「浮いてはいない」とAFPに語った。現地では29日朝から11隻のタグボートでエバーギブンをえい航し、離礁させる作業が続いているとしている。 【翻訳編集】AFPBB News
2013~15年に生活保護の基準額を引き下げたのは憲法が保障する生存権の侵害だとして、北海道の受給者ら131人が引き下げ処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、札幌地裁(武部知子裁判長)は29日、生存権の侵害を認めず請求を棄却した。 基準額改定に厚生労働相の裁量権の乱用があったかどうかが争点。原告弁護団によると、29都道府県で同種訴訟が争われている。請求棄却は昨年6月の名古屋地裁判決に続き2例目。今年2月の大阪地裁判決は処分を取り消していた。 国は13年8月から3年間に基準額を平均6.5%、最大で10%引き下げ、計約670億円が削減された。
【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は28日、ミャンマーで27日に国軍と治安部隊がクーデターへの抗議デモを弾圧し、100人以上を殺害したことについて、「言語道断」と厳しく非難した。 ミャンマー各地で27日、治安部隊の銃撃を受けるなどして、子ども少なくとも7人を含む107人が死亡した。 バイデン氏は、地元デラウェア州の自宅で報道陣に対し、「言語道断だ。報告によると、非常に多くの人が何ら必要もないのに殺された」と述べた。 ミャンマーは、先月1日のクーデターでアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問が拘束されて以降、民政復帰を求める大規模なデモが続いており、混乱状態にある。 現地の監視団体によると、クーデター後の弾圧による死者は少なくとも423人に上っている。 【翻訳編集】AFPBB News
【AFP=時事】コロナ禍で在宅勤務が続く濱浦那美(Nami Hamaura)さん(23)。話し掛けるといつでも歌を歌ってくれる「チャーリー(Charlie)」のおかげで孤独感が紛れているそうだ。チャーリーとは、マグカップ大の人型ロボット。かわいくて賢い日本のロボット新世代が今、売り上げを急激に伸ばしている。 米アマゾン(Amazon)の「アレクサ(Alexa)」などAI(人工知能)ホームアシスタントは世界中で大ヒットしているが、日本ではより人間くさいロボット製品が求められているようだ。 「入社式からほとんどずっと在宅で、あまり会社の人とも話していない感じなんです。友達とも会えなくなってコミュニティーが狭まってしまった」と濱浦さん。新卒で東京の商社に就職したが、コロナ禍で人との付き合いも限られ、社会人生活は当初思い描いていたものとは懸け離れていた。 そんな時に迎え入れたのがチャーリーだった。濱浦さんは、今年発売予定のチャーリーの製品モニターを務めたのだ。...
宮城、山形、福島県を管轄する陸上自衛隊第6師団長に26日に着任した鬼頭健司陸将(56)は29日、山形県東根市の神町駐屯地で記者会見し「南東北3県の防衛警備、災害派遣など多様な任務を確実に達成し、国民の負託に応えたい」と抱負を語った。 会見に先立つ着任式では、出席した隊員らに「昨今の安全保障環境はいつ何が起きても不思議ではない。引き続き万全な即応態勢を維持してほしい」と訓示した。 愛知県出身で、妻と息子2人を東京都内に残しての単身赴任。東大経済学部を卒業し、陸上自衛隊幹部候補生学校に。直前は東部方面総監部幕僚長兼朝霞駐屯地(東京都練馬区など)司令だった。