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西野亮廣さんのサロン、『えんとつ町のプペル』で咲いたサクラが散り始める

 国内アニメ界隈を活況に湧かせた『鬼滅の刃』と『シンエヴァンゲリオン』というふたつの大ヒット作に挟まれる形で、俺たちの西野亮廣さんが送り出した『えんぴつ町のプペル』が忘れ去られているのではないかと危惧しています。

 映画サイトの評価ではそれなりに高い評判を得ている割に、マーケティング会社のピックアップパネルによる映画評価では全年齢平均男女で☆2を割り込むという低迷をしてしまっている本作品ですが、西野亮廣さんが好きな人たちにとっては強いメッセージ性とスタジオ4℃のアニメ制作能力の高さでリピーターを多く確保し、興行収入という点ではまずまずの結果になったのではないでしょうか。

 ただ、どうもネタとしていろんな反動があったようで、サクラの木が植わっている「西野亮廣エンタメ研究所」では早くもサクラが散り始めています。まだこれからが花見のシーズンだと思っていたのに、これは大変なことです。

 このままでは「えんとつみたいなバブル」で終わってしまいかねません。

西野亮廣エンタメ研究所
https://minsalo.com/salon/2d94dbccccb5374f9c285a6abc8f2b3d

 やはりグラフを見ていて気になるのは、西野さんの映画が有力作品に挟まれて新規観客の確保に苦戦を始めたタイミングで、2月月末のサロン代支払いを機に一気にサクラが散っているところです。サロンを辞めた人たちがこの映画を平均何回観たのかは分かりませんが、1月末の西野さんの吉本興業退社騒動で露顕した暴言騒動なんかも影響しているのでしょうか。

 吉本興業系のクラウドファンディング「シルクハット」でも、西野さんのプロジェクトは飛ぶように売れているので足元は堅調だと思いますし、最近では『プペル』以外の売り物がないのが気になる以外は頑張っているようなので、木が枯れない限りまたサクラは花びらをつけてくれると信じて西野さんを引き続き応援してきたいと思います。

https://silkhat.yoshimoto.co.jp/users/28/project

 末筆に一般論を書くのは何ですが、まだ制作受託の決まっていない制作会社を無断で企画書に入れて製作委員会募集をする会社があるようで、なるだけマナー違反はしないほうが良いのではないかと思いました。

 現場からは以上です。

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