実験企画「CuBase故郷に帰る」を実施します
CuboRex社のCuBaseは、ミスミのアルミフレームなどで1台または複数台を組み合わせることで、あらゆる物体を自走可能にする強力な「クローラ動力ユニット」です。
このCuBaseを、私達が開発しているロボットのフリートマネジメントプラットフォームのHec-Eyeに接続すれば、農業・林業・その他極限環境向けにさまざまな提案が可能だと考え、試験用に2台入手しました。
CuBaseをもちいて動くものをつくるのは非常に簡単です。
実際、私が以前CuboRex社の引っ越しパーティにお邪魔したとき、手土産に持っていった360°
LTEカメラユニットをCuBaseに搭載して、ものの40分ほどで実際に動くカメラロボットのプロトタイプを実装できました。(というか、パーティに行ったはずが何故か試作開発がはじまってしまいプロトタイプができてしまいました)
同様に、Hec-EyeとCuBaseを連携させるのもさほど苦労せずにできそうです。
しかし、オフィスで簡単に動作確認ができても、実際に現場での使用に耐えられるかどうかは判断できません。
そこで、私達のオフィス(水道橋)からCuboRex社のオフィス(南千住)までを、CuBaseで構築したロボットを実際に自走させてみることにしました。
なので企画名は「CuBase故郷に帰る」です。
現在、機体の組立など、準備を進めているところです。
今回フレームの設計を担当してくれたメンバーはロボットの設計を行うのは今回が初めてのはずなのですが、設計開始から実働3日程度でかたちになっており、このメンバーのポテンシャルの高さとCuBaseの設計思想の良さの両方にあらためて驚かされました。
実験当日は Hec-Eye と YouTube Live にてロボットに搭載したカメラからの映像をリアルタイム配信します。
また、CuboRex社代表の寺嶋様にも実験にご参加いただけるとのことで、非常に楽しみにしております。
実施日はまだ確定していませんが、決まり次第追ってご報告いたします。(遅くとも7月中には実施したい・・・)
Author: nohara