■[人間性センター] 忌々しい「はてラボ人間性センター」に自動で解答する、人間性を備えたロボットを自作したので共有する

はてラボ人間性センターって何だよ

NURO光ユーザーにかけられた呪い。

このゴミのようなシステムを1度も見たことが無い幸運なユーザーは下記のURLを参考にされたい。

http://human.hatelabo.jp/quiz?redirect_uri=https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp&state=hogehage

ただし、おそらく間違いすぎを示す「人間失格 グッド・バイ」が出ると思うので、

末尾「hogehage」のところをキーボード乱打（日本語でもOK）で適当に変えること。

state=(適当な文字列)にして出てきたその5問が、今後「日記を書く」を押したときに必ず出る状態を想像してほしい。まともに使えたもんではないことがわかるだろう。

非日本語圏からのスパマーをブロックするアクセスフィルタが本来の意図なのだろうが、

海外からのアクセスかどうか判定するテーブルが古く、NURO光ユーザーは無条件で海外扱いとなりこの呪いを食らう。

何をやったのか

「はてラボ人間性センター」に自動で解答する人間性を備えたロボット（Chromeの拡張機能）を自作した。

拡張機能をインストールしておけば、「人間性センター」によるチェックに95％くらい正答し、自らの人間性を証明する。

人間は入力する手間がいらず、さらに送信ボタンまで押してくれるので便利。

ただし、未だに正答がわかっていない問題が出ることもあり、その場合は※正答が不明※と出て自動送信もしない。各自頑張って考えて欲しい。あと正解わかったら教えてくれ。

導入手順

① https://www.dropbox.com/s/ekv2nnb4tqd8c80/FuckingHatelabo.zip?dl=0 からzipファイルをダウンロードし、任意の場所に解凍する。

② Chromeのアドレスバーに chrome://extensions/ と入れて移動し、移動先の画面右上「デベロッパーモード」をONにする

③ 「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」を押し、先ほど解凍した「FuckingHatelabo」フォルダを選択する。

④ 「はてラボ人間性センターに解答 1.0.0.0」という拡張機能がインストールされるので、有効化する。

注意点

あまり知識無いまま「デベロッパーモード」での拡張機能インストールは、セキュリティ的に最悪の行動である点に注意。

まあ何をやっているかはソースコードを見てもらえれば一目瞭然なので、このソフトに限っては安全であるが、

デベロッパーモードで他に変な拡張機能を入れないよう、重々気を付けて欲しい。

本来は＄5払ってきちんとした拡張機能としてリリースすべきなのだろうが、こんなクソアプリのために＄5も払いたくないので

もしカンパしてでも拡張機能としてリリースしてほしい奇特な人がいるなら適当にブコメで主張して欲しい。

（リジェクトされそうだが…）

なんでそんなに必死なの？お前が人間じゃないのが悪いんだろ

断っておくが俺は人間であり、人間性を問われ続けることはストレスである。

ましてや、拡張機能をそれと判別できない無能なシステムに小馬鹿にされるのでは猶更だ……

まずは俺とこのクソサービスとの戦いを語らせてほしい。それは引っ越し先でNURO光を契約した2020年9月ごろから始まった。

はじめは手作業でググりながら回答していたし、1,2回答える分にはそこまで不快ではなかったのだが、

「日記を書く」ボタンを押すと5分に1回出てくる＝ID単位で解答セッションを保っていないことがわかり

永遠になぞなぞに答え続けなければならないことが確定した。

ちなみに2021年3月28日現在に至るまで、NURO光ユーザーが一律で人間失格の烙印を押され続ける仕様は変わっていない。

5分に1回出るので何度も何度も答えていくうちに

5問中3問解答でいいと言いながら5問正解しないといけないとか、

明らかにこちらを小馬鹿にした人間失格とか、知るかそんなもんというような身内ネタを含んだ問題ラインナップなど

えもいわれぬ気持ち悪さも感じた。

極めつけは、あまりにも人間性センターが出まくるのでおのずと溜まっていく問題と解答を

他に困っているユーザーのために淡々と貼っていたら、無告知ではてなのアカウント諸共すべての記事が消去されたことだ。

さすがにユーザーを舐めたこの対応に俺の怒りは沸点に達した。消去されて真っ白になった画面の上で、決戦の火ぶたは切って落とされた。

所感など

勉強を兼ねてChrome拡張機能を開発してみることにしたが、

JavaScript自体書くのは初めてだったうえにサンプルソースに準じてjQueryなど使ったものだから色々と訳が分からずかなり難儀した。

そもそも増田に書き込む気もなくし数か月放置しており、たまたま今日暇だったので本腰を入れてやってみたらなんとかなったので公開した次第。

このシステム、数回間違えると再回答が不可能なように思えるが、

冒頭で述べたようにURL中のstateパラメータを適当に入れ替えるだけでセッションが変わることに気付いたので、問題と解答を集めるのは実は苦ではなかった。

で、解析したところ問題IDは全部で162しかなく、表記ゆれには手作業で複数の完全一致パターンを登録しており、

「今何問目？」の問いには1,2,3,4,5が全て表記ゆれとして正答扱いになっているなど衝撃的な仕様が発覚した。凄まじい手抜きである。

さらに中身のhtmlタグを見ればいかに雑なシステムであるかわかると思うが、問題のinput要素にidすら振られておらず

拡張機能で自動回答させるときには配列のインデックスを遣わざるを得ないなど、すごく微妙な点で苦労させられるので腹が立つ。

システム自体のクオリティも低いし、httpsでもなく、なにより未だにNURO光を海外IP扱いして適当に弾くフィルタを更新していないなど、とにかくこのシステムは粗さが目立つ。

こんなもんに手入力はおろかRPA開発の労力すらかけるべきではない。ということでソースコード含め丸ごと公開することにした。

同じようにこのクソなぞなぞに悩まされていたNURO光のユーザー諸兄に使って欲しい。

つよいプログラマの人がソースコードを見ると俺があまり頭が良くないことがばれるだろうが、趣味なうえjs初仕事だと言い訳しておく。

懸念

はてラボのクソスタッフにまたこの記事が消されることと、はてラボ人間性センターの仕様が変更になるおそれがある。

ただ、後者についてはそれすらできないくらい低レベルな措置しかできないんじゃないかと思っており、

それに対策する前にまずNURO光で無条件に非人間扱いされるこの状態をなんとかしろと思うし

前者の場合は屈さずにNoteやQiita、GitHubへ再投稿するつもり。（それが可能なように記事はローカル保存しておく。）

Permalink | 記事への反応(18) | 16:34

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