茨城県、高齢者施設の従事者に定期検査 プール方式

茨城県の大井川和彦知事は25日、新型コロナウイルス陽性者が多い市町村で高齢者施設の従事者に定期検査をすると発表した。5つの検体をまとめて検査するプール方式で行う。4月に開始して、高齢者施設でのワクチン接種完了まで続ける。

1週間の陽性者が1万人あたり1.5人を超える市町村が対象となる。25日時点では7市町村が該当している。検査は週1回程度で複数回実施する。重症化リスクの高い高齢者のクラスターを防ぐ。

第4波が到来して県独自の対策指標がステージ3に近づいた場合には、1週間の陽性者が1万人あたり1.5人を超えた市町村を感染拡大市町村に指定して、外出自粛や飲食店の営業時間短縮を要請することを検討する。

茨城県では年度末から年度初めにかけて会食の増加などにより感染拡大が懸念されることから、4月10日までを「まん延防止警戒期間」に設定している。4人以下での会食やお花見での宴会自粛を呼びかけている。

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