”‐シリーズ・布施辰治と在日朝鮮人その9(朴烈事件以後の『義烈団』金祉変の弁護について)‐” | midori itouの尹浩睦研究所

”‐シリーズ・布施辰治と在日朝鮮人その9(朴烈事件以後の『義烈団』金祉変の弁護について)‐”

テーマ:ぷーくん

先の難波大助が『処刑』され、「陛下に仇なす輩は死すべし」という、帝国全体の張り詰めた空気の中で、金祉変の弁護人を引き受けた布施氏の胆力には、ただただ驚きと敬服の念をいだくばかりである。

 

現代でも、公の場で「君主に対する批判」がタブーとされている日本で、先の大日本帝国において、そういうことをすれば、きっと私たちが想像する以上な「恐ろしい目」に遭うだろうし、結果「殺されて」しまいます。

 

だからこそ、布施氏の行動についても、実際に「虐殺も起こる」国で、『反逆者』に対する弁護とは何事かと、暴漢に襲われるリスクは十分に考えられますし、それと同様に、裁判へ望む独立運動家の人々にしても、先に待っている『免れない絶望(死)』を目の前にしても、一片も動揺せず、泰然の己の意思を貫き通す様があまりにも「レベルが高すぎて」、常人の自分としては、なかなか想像できない次元にあります。

>お前が今回書いた内容はこれだけだ。