さいたま市、コロナ困窮者に生理用品を無償提供

さいたま市は25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で家計が苦しい家庭や女性を支援するため生理用品を無償提供すると発表した。希望者に各区役所や保健センターで配布するほか、小中高校など全市立学校で必要な子どもたちに渡せるようにする。

区役所などでの提供は4月上旬を見込んでおり、50万円の予算で計1000パックほど準備する。市立学校では全168校に2万円ずつの予算を割り当てて購入し、必要な児童生徒がいた場合に渡せる体制を整える。

さいたま市の清水勇人市長は、提供の窓口となる担当部署に女性職員が多いことをふまえて「単に生理用品を配布するだけでなく、相談を受けながらその背景にある状況を把握して対応を考えたい」と話した。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり