「R45オールザットらじヲ」を担当しています「柳田光司」です。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い 長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
#7『炎上ENJOYソング』(2017年12月15日OA)
「おい、新入り!“生きたままの毛じらみ”夕方までに用意しろ!」
本格的に放送業界に足を踏み入れた時、最初に受けた雑務がコレでした。
自己紹介も意志の疎通もなく、何のことやら…さっぱり(笑)
いきなり裸にさせられ 荒波に叩き落とされた最悪のスタート。
―――私には、職業選択はありませんでした。
その直後。「バキュ〜〜コン!」という聞いた事のない不思議な擬音。
反応する。一方的な殴り合い。
野性味あふれた男が机の上に立ちあがるやいなや、
AD(アシスタントディレクター)とおぼしき男性の顔面に強烈なキック。
連打。罵声。骨のくだけるにぶい音。見る見る腫れ上がる顔面。言葉が出ない。
誰ひとり騒がない。
まわりを見渡せば、自分と同じ「作家見習い」という肩書きで全国から集まって来た戦友たちが半ばノイローゼ気味になりながら戦っていました。
「イカ墨とバリウムを同時に食べたら、パンダみたいなウンコが出るのか?」
こんなよくわからない実験(番組企画)のために、
オフィスの片隅で新聞紙を敷き、ケツ(お尻)を出しているヤツ。
「蜂にさされた時、おしっこをかければ直るのか?」という俗説を検証する為両手両足を固定されながら アシナガ蜂がうごめくコップが固定されていた。
嘔吐しながら泣きわめく若者。その横では、今か今かとジーンズのファスナーに手をやりながらセッティングしている狂気の男。
「素人でも剣飲みできるか?」という できたから誰が喜ぶねん!?という
バカを超越したネタをシュミレーションするため…
胃薬片手に出刃をくわえ込もうと気合いを入れているヤツ。
まさしく ここは「日本屈指のお笑い捕虜収容所」。
幼少な頃から、突飛でもない発想と言動には多少自信があった私でしたが…
ここでの縦割り生活は、結構厳しかった。
ちなみに年間のENGロケ(野外撮影)は160本あまり。
会議から仕込み・ロケ台本・撮影・編集・ナレーション原稿・MA立会い・
挙句 放送局のテープ運搬、視聴者へのクレーム処理まですべて任される。
「企画ネタ」や「台本」の書き方を教えてくれる暇な先輩はいない。
師匠役は現場、現場のディレクターたち。
これが多種さまざま。
仕事への情熱と行動力はピカいちなんだけれど…
ご多分に漏れず20人いたら25人、ケンカ早い業界の問題Dばかり。
私の前を通り過ぎていったADの数は(大袈裟ではなく)200人はくだらない。
パッと見た感じ“どこにでもいそうな男性”が、
突然、阿修羅の形相で襲いかかってくるのだから恐ろしい。
「プロ」と「アマ」との大きな違いは「ギャラ(お金)」がもらえるか?
もらえないか?…とするならば 当時の私のポジションは中途半端だった。
半年間弟子扱いの私には、不眠不休ギャラなし。
その後、一か月の報酬は¥30000(10%の源泉引いて2万7000円)也。
今、もう一度できるか?と言われたら…(笑)
ま、そんな私が「炎上ENJOYウィーク」で推薦した曲は…
≪ジミ・ヘンドリックス≫の♪『fire』
歌詞は、私(柳田光司)が 身勝手に日本語訳。
大げさにテレビ業界を皮肉りながら「作詞」させていただきました(笑)
はたして、私の思いは みなさまに 届いたのでしょうか!?
結果が気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」宛の
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
12月22日(金曜日)夜9時から。
第8回のテーマは、『冬なのに、ホット!ホットなディスコミュージック』
聖なる夜、あなたの!あなたたちの!体感温度を急上昇させます!
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)