一般向けワクチン接種、人口少ない自治体は4月から
河野氏が見通し
河野太郎規制改革相は23日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンに関し、人口が少ない自治体で4月中にも一般の人向けの接種が始まるとの見通しを示した。沖縄県内の複数の自治体で4月中に開始する見込みだと述べた。
65歳以上の高齢者のワクチン接種は4月12日に始まる。一般向けはその後としていた。河野氏は「人口1000人以下の自治体や離島は高齢者を分けずに、一般の人も接種してくださいという通知を出している」と説明した。
政府は4月5日の週に高齢者向けワクチンの自治体への配送を始める。26日の週には全市区町村に1箱(195瓶)ずつ配る。1瓶から6回採取する計算で1170回分となる。人口が少ない自治体では余ったワクチンを高齢者以外に打つこともできる。