ニューヨークは２２日、最初のロックダウンから１年を迎えました。依然として新型コロナの新たな感染者は１日に８０００人前後報告されていますが、街には人が徐々に戻りつつあります。

　こちらは１年前の３月２２日、ニューヨークに外出制限令が出た夜の映像です。実態の分からない新たなウイルスが蔓延するなか、観光名所・タイムズスクエアから人の姿が消えました。それからおよそ１年。コロナ前には及ばないものの、観光客らが記念写真を撮影する様子や談笑する姿が見られました。

　州では依然として１日に８０００人前後の新規感染が報告されていますが、少なくとも１回のワクチン接種を受けた人は２５％を突破。２度目の閉鎖に追い込まれていた公立高校の対面授業も段階的に始まるなど、社会生活の再開にむけた動きも進んでいます。