・ブツ撮り用に本格的な定常光ライトを選びたい!
・定常光ライトを比較して納得のいく買い物をしたい!
・おすすめの撮影用ライトを教えて!
そんな人のために、人気の定常光ライトをまとめて一覧表にして比較しました!
この記事を書いたのも、僕自身が定常光ライトを買おうと思い立ったため。自分のためにも本気で比較したので、あなたの撮影用ライト選びの助けになりますよ^^
この記事を書いた人
-写真歴7年の趣味カメラマン
-フォトコンテスト入賞歴多数
ーストックフォトでブツ撮り写真を販売中
カメラをはじめてから学んだ知識をわかりやすく発信するよ!
もくじ [隠す]
ストロボと定常光ライトの違い
・そもそもストロボと定常光ライトでどう違うの?
・定常光ライトを使うメリットとデメリットは?
・どう選んだらいいの?
そんな疑問のためにも、まずはストロボと定常光ライトの違いを見ていきましょう!
まとめるとこんな感じです。
光の種類 | 価格 | 写真の仕上がり | 持ち運び | 光の強さ |
ストロボ | 安価 | 分かりにくい 予想しにくい | コンパクトで楽 | 強い |
定常光ライト | 高価 | 分かりやすい 予想が楽 | かさ張る | 弱い |
このように、①安価で②コンパクトで③光が強いというメリットがあるストロボに対して、定常光ライトの大きなメリットは、『写真の仕上がりが見たまま分かりやすく予想しやすい』こと!
例えばストロボの場合、ライトが光るのが一瞬のため、撮影してみないと結果が分からないことがほとんど。
マニュアルタイプのストロボなら、下の写真のようにカメラの設定をかなり暗くしておいて、ストロボのライトで明るさを補って適正な明るさにしてあげます。
↑左側がストロボ撮影前、右側が撮影結果です。撮影結果の予想が難しいのがわかりますね。
定常光ライトなら、ずっとしっかり照らしながら撮影ができるので、撮影結果を肉眼で確認できる、という分けですね。
↑左側が定常光ライト撮影前、右側が撮影結果です。撮影前後の結果が簡単に予想できますね^^
撮影結果を肉眼で確認できるので、初心者でも簡単にライティングできる!
ストロボについてはこちらでおすすめのストロボをまとめているので参考にどうぞ!
3000円台で買えて使い勝手のいい格安ストロボはこちらの記事でレビューと使い方を紹介しています!
撮影用定常光ライトの種類について
そもそも撮影用の定常光ライトってどんな種類があるの?
…ということで、まずは撮影用ライトの種類と特徴をざっとまとめておきます。
ライトの種類 | 価格 | 明るさ 変更 | 携帯性 | スタンド 購入 | アクセサリー 拡張性 |
\ 初心者におすすめ / スタンドつきライト | △ | 〇 LEDタイプ のみ | × | 不要 | △ |
\ 安く買いたい人 / ランプホルダー | 〇 | × 電球 交換 | 〇 | 必要 | × |
\ 本格的! / LEDライト | × | 〇 | × | 必要 | 〇 |
はじめて撮影用ライトを買うならスタンド付きライト!
はじめて撮影用ライトを買うなら『スタンドつきライト』がおすすめです!
必要なスタンドがセット価格で安く買えるし、LEDタイプなら明るさも自由に変更可能、撮影シーンに合わせてアクセサリーを追加購入しやすいので、一通りの撮影はこなせるし、拡張性もあって長く使えそうです。
安くコンパクトにはじめたいならランプホルダータイプ!
安く購入したかったり、機材をコンパクトにしたいならランプホルダータイプがおすすめです!
別売りの電球を変えれば明るさや色味を自由に変更できるのがメリットですが、細かな明るさの調整はできません。
また、光を柔らかくするディフューザーや色味を変えるフィルターなどのアクセサリーは専用のものがなので、自作が必要になります。
本格的にはじめたいならLEDライト!
末永く本格的なライティングをしたいならLEDライトを選びましょう!
特に、GODOXというメーカーはプロも使うほどのクオリティーで、明るさの調整が自由自在!スタンドやディフーザーなどのアクセサリーなどなど、拡張性も抜群で本格的なライティングをすることができます。
クオリティーが高い分、値段も高いのがネックですが、予算が許すならGODOXのライトを選ぼう!
人気のスタンドつき定常光ライトを徹底比較!
まずは、初心者におすすめな人気のスタンドつきライトのスペックを比較していきます。
スタンド付き定常光ライトを選ぶ際は以下のポイントに注意しましょう!
最大出力 | 大きいほど撮影の幅が広がる |
明るさ調整 | LEDタイプは自由に可能 電球タイプは電球交換が必要 |
スタンド高さ | 幅広い方が撮影の幅が広がる |
人気のスタンドつき定常光ライト10選!
人気のスタンドつきライト10個を価格順に並べました。
上で紹介したポイントに注意して選んでいきましょう!
製品 外観 | メーカー | 価格 | 評価 | 最大出力 (明るさ) | 明るさ 調整 | スタンド 高さ |
シザーアーム スタンド | NEEWER | 3549円 | ★★★★☆ 4.3 (60件) | 10W ×2個 | 可能 | ~70cm? |
Neewer 2パック USBビデオライト | NEEWER | 3994円 | ★★★☆☆ 3.9 (10226件) | 10W ×2個 | 可能 | 22.5cm ~ 116cm |
Neewer 2パック LEDビデオライト | NEEWER | 4599円 | ★★★★☆ 4.3 (3684件) | 10W ×2個 | 可能 | 25cm ~ 34cm |
LED1 | Frunsi | 6299円 | ★★★☆☆ 3.8 (57件) | 135W ×2個 | 不可 ※電球 交換 | 70cm 100cm 200cm ※三段階 |
LS2000 | FOSITAN | 8091円 | ★★★☆☆ 3.7 (139件) | 85W ×2個 | 不可 ※電球 交換 | 70㎝ ~ 200㎝ |
10096753 | NEEWER | 11949円 | ★★★☆☆ 3.8 (24件) | 45W ×2個 | 可能 | 92cm ~ 200cm |
480(2パック) | NEEWER | 14949円 | ★★★★☆ 4.2 (164件) | 29W ×2個 | 可能 | 66cm ~ 190cm |
660(2パック) | NEEWER | 20999円 | ★★★★☆ 4.3 (129件) | 40W ×2個 | 可能 | 66cm ~ 190cm |
200LED | FOSITAN | 21999円 | ★★★★☆ 4.1 (51件) | 24W? ×2個 | 可能 | 64cm ~ 200cm |
S45RGB | Switti | 26999円 | ★★★★☆ 4.3 (59件) | 50W ×2個 | 可能 | ~190cm |
おすすめのスタンドつき定常光ライトはこれ!
おすすめは、NEEWERのソフトボックスタイプのこちらです!
最大出力は45Wとまずまずだし、LEDタイプで明るさの調整もできるし、色味の調整もできます。これだけ機能性もいいのに価格も1万円強とコスパも良好です。
組み立てが難しいというレビューが気になるところですが、僕ならこれを買いますね^^
もう少し予算があるなら、SwittiのスタンドつきLEDライトは機能が充実していておすすめです!
上でおすすめしたNEEWERのライトとの違いは、①最大出力50W、②背面に液晶パネル付き、③複数ライトをワイヤレス制御可能、④色味が自由に調整できる、こと。値段は倍以上違ってしまいますが、かなり撮影の幅は広がりそうですね^^
人気のランプホルダーを徹底比較!
続いては、昔から写真撮影によく使われてきたランプホルダータイプを徹底比較していきます。
ランプホルダータイプを選ぶポイントは以下の通りです。
対応出力 | 大きいほど使える電球の幅が広い 100Wの電球が使えれば十分 |
電球口金 | E-26が一般的 |
固定方式 | カメラスタンドに付けるならカメラネジ クリップタイプは挟んでどこでも取付可能 |
雲台 | 自由雲台なら角度を自由に変えられる |
人気のランプホルダー6選!
それでは人気のランプホルダー6つを比較していきます!
上で紹介したポイントに注目してみていきましょう!
製品 外観 | メーカー | 価格 | 評価 | 対応 出力 | 電球 口金 | 固定 方式 | 雲台 |
クリップ スタンド | REPTI ZOO | 2480円 | ★★★★☆ 4.3 (18件) | 150W | E-26 | クリップ | 360° 回転 調整 |
サンクリップIII KCL-3 | HAKUBA | 2627円 | ★★★★☆ 4.4 (15件) | 500W | E-26 | クリップ | 首振 ねじ |
MS-12 | LPL | 2636円 | ★★★★★ 5.0 (1件) | 150W | E-26 | 1/4″ カメラ ネジ | ー |
L-207 | LPL | 3646円 | ★★★☆☆ 3.1 (6件) | 150W | E-26 | クリップ | 自由 雲台 |
MS-20 | LPL | 3780円 | ★★★★☆ 4.0 (1件) | 500W | E-26 | 1/4″ カメラ ネジ | ー |
L-20721 | LPL | 4608円 | ★★★☆☆ 3.1 (6件) | 500W | E-26 | クリップ | 自由 雲台 |
おすすめのランプホルダー定常光ライトはこれ!
上にあげた中で、クリップタイプならLPLのL-207がおすすめです!
便利な自由雲台タイプでコスパよく買えるというシンプルな理由です。
スタンドに取り付けるカメラネジタイプも安価に購入できる、LPLのMS-12で問題ないでしょう!
一緒に電球を購入しよう!
ランプホルダーを選ぶ場合、別途電球の購入が必要になります。
電球の種類もいろいろありますが、光量はやや弱くなる傾向にありますが、発熱が少なく扱いやすい昼白色の電球型蛍光灯がおすすめです。特に、パナソニックや東芝の製品が品質が安定しています。
人気のLED定常光ライトを徹底比較!
続いては、本格的なライティングが行える人気のLED定常光ライトを比較していきます。
LEDライトを選ぶ際は以下のポイントに注意しましょう!
メーカー | プロも愛用するGODOXがベスト |
最大出力 | 大きいほど撮影の幅が広がる |
リモコン制御 | あれば撮影が快適になる |
ファンレス | 特に動画撮影でファンの音が障害に 静音のものを選ぶといい |
人気のLED定常光ライト7選!
人気のLED定常光ライトを7つ紹介します!
特にGODOXは違いが分かりにくかったので、下記を参考にしてください!
製品 外観 | メーカー | 価格 | 評価 | 最大出力 (明るさ) | リモコン 制御 | ファンレス |
176LED | NEEWER | 4149円 | ★★★★☆ 4.5 (236件) | 11W | × | × |
480LED | NEEWER | 6499円 | ★★★★☆ 4.0 (81件) | 29W | × | × |
660LED | NEEWER | 8999円 | ★★★★☆ 4.3 (19件) | 40W | × | × |
SL-60W | GODOX | 16699円 | ★★★★☆ 4.1 (19件) | 60W | × | × |
SL-150W | GODOX | 28000円 | ★★★★★ 5.0 (4件) | 150W | × | × |
VL150 | GODOX | 49200円 | ★★★★★ 5.0 (6件) | 150W | 〇 | × |
UL150W | GODOX | 54630円 | ★★★★★ 4.0 (2件) | 150W | 〇 | 〇 |
おすすめのLED定常光ライトはこれ!
僕が買うならGODOXのSL-150Wです。
せっかくGODOXを買うなら60Wだと出力が足りない場面も出てきそうなので、最大出力は150Wを確保したいところ。まずはリモコン制御もファンレスも妥協して、コスパ良好なSL-150Wを選びます!
まとめ:自分にあった定常光ライトを選ぼう!
定常光ライトの選び方と人気の定常光ライトをそれぞれタイプごとにわけて紹介してきました!
どのタイプのライトを選べばいいかは下記の通りでした。
ライトの種類 | 価格 | 明るさ 変更 | 携帯性 | スタンド 購入 | アクセサリー 拡張性 |
\ 初心者におすすめ / スタンドつきライト | △ | 〇 LEDタイプ のみ | × | 不要 | △ |
\ 安く買いたい人 / ランプホルダー | 〇 | × 電球 交換 | 〇 | 必要 | × |
\ 本格的! / LEDライト | × | 〇 | × | 必要 | 〇 |
自分が撮影したい写真にあったスペックにライトをコスパよく選びましょう!
なるべくコストをかけずに、3000円台の格安ストロボと100均のアイテムでハイクオリティーのブツ撮りをする方法もまとめています。こちらも参考にどうぞ!
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