岡本太郎が近鉄をデザインした
前稿、「江夏の21球、の謎を追う」 でお伝えしたとおり、私は近鉄バファローズのファンでした。関西に住んだこともない私が近鉄ファンになってしまったその最大の理由は、ユニフォームのカッコよさでした。
今見ても、このデザインは全く色褪せないですね。
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誰も真似できない野茂の投球フォームは、近鉄のユニフォームと相まって気品すら感じられました。
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このユニフォームの魅力の第一は、「ネイビーブルー、赤、白」の色構成にあったと思います。
実際、この三色は黄金のコンビネーションでして、何でも美しく見えてしまいます。
例として国旗を考えてみます。
まず、皆さんご存知のアメリカ。この国旗の美しさと美しい国歌が、アメリカ人の心をひとつにしているのだと思います。
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これも皆さんよくご存知のイギリス。世界中に植民地を開いていったイメージが国旗からも伝わります。
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少しマイナーになりますが、ノルウェーは迫力あります。
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続いてのチリはかわいいですね。
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この他、「ネイビーブルー、赤、白」 のコンビネーションを国旗としている国は多いです。
私は色彩学に詳しいわけではありませんが、この色の組みあわせは、どの人が見ても美しく感じるものなのだと思います。だから国にとっても重要なデザインである国旗に多く採用されたのでしょう。
オバマ大統領はこの原理を上手に生かしていますよね。
く
さて、三色カラーに加えて魅力的なポイントは、カッコいい近鉄のロゴ・マークです。
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野球帽のカッコいいこと !
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子供の頃は知りませんでしたが、このロゴをデザインしたのは岡本太郎だったのです。
このデザインは美しいし、バファローのイメージが伝わる、というすばらしいものだと思います。
ツノの部分のカーブは、岡本作品に特徴的なものであり、言われてみれば 「岡本太郎のデザイン」 というのはうなずけます。当時から無意識のレベルで、私は岡本太郎のファンだったのか? それとも近鉄のイメージが強く脳裏に刺さり、後に岡本太郎ファンになったのか。 今となってはどちらかわかりませんが。
結局、日本一には成れなかった近鉄バファローズ。しかし、その美しいユニフォームとデザインは、今も私の心に生き続けています。
今見ても、このデザインは全く色褪せないですね。
誰も真似できない野茂の投球フォームは、近鉄のユニフォームと相まって気品すら感じられました。
このユニフォームの魅力の第一は、「ネイビーブルー、赤、白」の色構成にあったと思います。
実際、この三色は黄金のコンビネーションでして、何でも美しく見えてしまいます。
例として国旗を考えてみます。
まず、皆さんご存知のアメリカ。この国旗の美しさと美しい国歌が、アメリカ人の心をひとつにしているのだと思います。
これも皆さんよくご存知のイギリス。世界中に植民地を開いていったイメージが国旗からも伝わります。
少しマイナーになりますが、ノルウェーは迫力あります。
続いてのチリはかわいいですね。
この他、「ネイビーブルー、赤、白」 のコンビネーションを国旗としている国は多いです。
私は色彩学に詳しいわけではありませんが、この色の組みあわせは、どの人が見ても美しく感じるものなのだと思います。だから国にとっても重要なデザインである国旗に多く採用されたのでしょう。
オバマ大統領はこの原理を上手に生かしていますよね。
く
さて、三色カラーに加えて魅力的なポイントは、カッコいい近鉄のロゴ・マークです。
野球帽のカッコいいこと !
子供の頃は知りませんでしたが、このロゴをデザインしたのは岡本太郎だったのです。
このデザインは美しいし、バファローのイメージが伝わる、というすばらしいものだと思います。
ツノの部分のカーブは、岡本作品に特徴的なものであり、言われてみれば 「岡本太郎のデザイン」 というのはうなずけます。当時から無意識のレベルで、私は岡本太郎のファンだったのか? それとも近鉄のイメージが強く脳裏に刺さり、後に岡本太郎ファンになったのか。 今となってはどちらかわかりませんが。
結局、日本一には成れなかった近鉄バファローズ。しかし、その美しいユニフォームとデザインは、今も私の心に生き続けています。
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