新番組「R45オールザットらじヲ」の「柳田光司」と申します。
「柳田?誰やねん?お前?」というクレームを少しでも解消するため
「長~い長~い自己紹介」をさせていただくことになりました。
#4『A列車で行こう!』(2017年11月24日OA)
『あんた、めちゃおもろいなぁ。才能あるわ。
ひさびさに後輩のライブを食い入るように見てもーたわ』
『…でも、歌う才能は まったくないわ。時間のムダやわ、やめとき。
楽器も今から練習しても…飯(メシ)食べられへん。アカンと思うわ』
『でもあんた、案外 バンド向いてる!と思うわ。
楽器上手なメンバーを集めてやったら そこそこ 行くんちゃう?』
これが、越智順子(おち じゅんこ)さんとの最初の会話でした。
18歳の時でした。
越智さんは、同じクラブの3つ上の先輩でした。
高知県生まれの酒豪でした。「22歳」とは思えない貫禄でした。
越智さんは、日本を代表する『ゴスペル・ジャズシンガー』でした。
日本人離れした「声量」と「歌唱力」を持つシンガーでした。
JAZZの専門誌の年間ヴォーカルランキングの常連でしたしたが…
2008年に永眠。享年43。
越智さんには、たいへんお世話になりました。
音楽系のクラブといえば、軟派な文科系サークルをイメージしますが…
私が在籍していた時は、70名以上の部員がいた「体育会系」の上下関係でした。
周囲の先輩たちも、越智先輩が、ウソでも お前のことを”面白い“って
ホメてくださっているんだから…という“ヘンな空気”を出してきます。
――でも、「18歳」って どう見積もっても「アホ」なんです。
「間違った正義感」の かたまりなんです。
「人間」として、「男」としても、まったく剥けていませんでした。
わざわざ、私の愚にも付かない頭の悪い喋りを認めてくれた越智さんだからこそ… 薄っぺらい社交辞令は【逆に】失礼にあたるのではないか!?
――その部分だけなぜか?「オッさん臭」がひどく失言を連発しまくりでした。
しかし、そんな自意識過剰で生意気な「18歳」のしくじりに対しても
越智さんだけは、「ガハハ!」と気さくに笑い飛ばしてくれました。
正直、言うと…(当時の)越智さんの歌は …
18歳の演芸好きの私には、まったく「ピン!」と来ませんでした。
カッコつけて「過去形」で伝えましたが…
本当のことを言えば… 現在も ほとんど わかっていません(謝!)
「音楽」って「聴くひと」を選ぶものだと思うんです。
「歌詞」の意味さえわからない「海の向こうの楽曲」なら なおさらです。
18歳の時に、『アレサ・フランクリン』にピンと来なかった鈍い感性の私が
規格外のプロ『越智順子』の才能や凄さを 語る資格はありません。
そんな私が「このボーカリストはすごい!」というテーマで推薦した曲は…
≪美空ひばり ジャズを歌う≫より♪『A列車で行こう!』
当時17歳だった歌姫が、ずば抜けた歌唱力で楽々と英詞をカバーしています。
はたして、私の思いは みなさまに 届いたのでしょうか!?
結果が気になる方は、ラジコのタイムフリー(1週間無料サービス)でも
番組をお聞きください!
50歳を目前に、まさかのラジオデビューした私「柳田光司」が、
大阪難波にあります【らじヲ 虎の穴】で しごかれながら頑張っています!
ただ今、3連敗中。「SOS!」「SOS!」「SOS!」状態です。
応援メール、ハガキ、郵便なんでも結構です。
一行メッセージでもかまいません。必ず目を通させていただきます。
こちら「R45 ALL THAT 補足」も読んで下さいね~!
次回の『R45 ALL THAT “らじヲ”supported by Joshin』は、
12月1日(金曜日)夜9時から。
第5回のテーマは、『心に残る 映画音楽』
谷口「わー、わー、言うてます!」
柳田「お時間です!」
2人「さようなら!」 …(つづく)