三菱航空機が名古屋空港から退去へ 本社を工場内に移転、従業員も10分の1

2021年3月26日 11:47
 国産初のジェット旅客機「スペースジェット」を開発する三菱航空機は、名古屋空港ターミナルビル内の本社を今月末に退去することがわかりました。

 三菱航空機の親会社の三菱重工によりますと、三菱航空機は、体制と人員規模の縮小に伴い名古屋空港ターミナルビル内にある本社を今月末に退去し空港に隣接するスペースジェット最終組み立て工場内に移転します。

 三菱重工は、去年10月、「スペースジェット」の事業の凍結を発表し、来年度からの開発費を大幅に縮小するほか、従業員を最も多かった時期の2000人近くから200人以下とします。型式証明に向けた作業は続けるということです。

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