開星 野々村監督「末代までの恥」発言で無期限謹慎か

[ 2010年3月25日 06:00 ]

開星の野々村直通監督

 22日の向陽(和歌山)との1回戦に敗れた開星(島根)の野々村直通監督(58)が「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」などと発言した問題で、同校は24日、松江市内の学校で大多和聡宏校長(52)が同監督に事情聴取を行った。

 その中で野々村監督は発言が不適切だった点を認めた上で、あらためて「向陽や21世紀枠の制度を批判したわけではない」と説明したという。野々村監督には自宅待機が命じられ、25日に学校の処分が下される。関係者によると無期限謹慎となる可能性が高い。

 学校には全国の高校野球ファンから苦情の電話が入り、村本克部長(46)によると「学校業務に支障が出るほど」だったという。ナインは監督不在の中、午後1時から学校グラウンドで練習。午後7時からはサッカー部顧問が女子トイレに盗撮目的で侵入し逮捕された件などについて保護者への説明会が開かれ、その後、野球部の保護者だけが集まり、大多和校長から今回の問題についての説明が行われた。学校側は正式処分決定後、日本高野連に報告する。

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2010年3月25日のニュース