これまでのお話
暇だし神でも祈るかと思った俺だったが、池谷幸雄さんの広告をどうしても神とは思えず、だんだん飽きてきた。俺が祈れない原因は池谷幸雄さんにありというわけで、俺は本格的に偶像崇拝をするしかないと決意、良い偶像ゲットし崇拝することにしたのであった。
偶像をゲットしました
俺は良い偶像を持っていない。だから偶像を手に入れないといけない。良い偶像はどこにあるのか、いろいろと考えたんですけども、実家にあるんじゃないかとか思った。なんで実家にあるんじゃないのかって思ったかというと、俺の母親は神に祈るのが好きだらです。
俺の母親はわりと色々なものを祈っていて、よく分からない不動明王だとか、99ショップで購入した七福神セットまで祈る。特に猛烈な信仰心とかがあるとかじゃないけど、なんとなく祈っている感じです。
そんなわけですから、俺は実家に帰って事情を話し、良い偶像をもらってきた。
今後俺が祈る偶像は個性派揃いの3人グループで、まず最初に紹介するメンバーは大黒天である。
この人は食物やら金を他人にやるのが大好きな神で、祈ってると喧嘩がすごく強くなる。本人も喧嘩自慢で、たまに悪魔とかも殺しくれるよ。それで大黒天というのは、基本は仏教の神の人なんだけども、たまに神社の仕事も押しつけられたりする。仕事押しつけられたりしたら普通だったら怒ると思うんだけど daikoku はいつでも笑顔、とっても良い神神なんだ。
次に紹介するのはゑびすさん、まずこの人は釣りがメチャ上手い。魚もビックリしているくらいです。
この神は商売を繁盛させたがる癖があって、俺の身体に付いた悪い気を祓ったりもしてくれるし、祭も大好きですな。とにかく陽気な神様なんだ。この人も神道のほうへ出張したりするけど、別に文句を言ったりしない。立派な神だと思います。
最後に紹介するの毘沙門さん、これまで立体だったのに、この人は平べったい金属に住んでいてかなりの異色のメンバーである。
毘沙門さんはすごく強いので常に悪霊をボコボコにしているし、気が向いたらついでに貧乏神もブチ殺したりして、金を呼び寄せてくれます。あとは安全も大好きで、とにかく人を安全にするし、危険なイタズラをする少年とかいたら、親身になって注意してくれると思う。位置的には北の方角が大好きで、北を守っていて顔や外見は恐いけど、とっても良い神さまです。
今後はこのトリオを俺は祈っていくことにしたんだけども、なぜにこんなに良い神々が実家にあったのかっていうと、話は長くなってしまうのだけど、母と同じく俺のバアさんも素朴に祈るのが好きな人だったんだけども、今後は楽に生きることを決心し飯が出て介護もあるアパートみたいなのに住むことにした。しかし大量の神を持っていくことは出来ない。そんなわけで祈ってた神々を整理したり寄付したりしてたんだけども、この大黒さんとゑびすさんと毘沙門さんは母親が好きそうなので俺が譲り受けたのです。母親に渡すと母が喜んだので、無料で親孝行できて得とか思ってたんですけども、俺が遊び半分に祈ることにしましたから神をくださいと頼むと母親はスンナリと俺にトリオザ神を譲ってくれたというわけなんですけども、マジどうでもいい話だと思うし、どうでもいいと思う。
神の威力
これらの仏像を観察するに、どうも持ち運び用の商品っぽい。毘沙門さんはかなり磨り減っていますし、お財布かなにかに入れておいたのかもしれない。そんなわけで仏像としての質みたいなのは、あまり高くないような気がするんだけども、古いというのは凄い威力だ。これらの神々からはオーラが出ていて、池谷幸雄さんのマグネットの広告とは月とすっぽんですから、早速ですが比べてみましょう。
まずは池谷幸雄さんのマグネットの広告です。
冷静に考えてみれば、これは水道屋が俺のポストに勝手に突っ込んだゴミである。水道が壊れたら役に立つかもしれないけど、水道とか滅多に壊れないし意味ない。こんなものを祈る奴は頭がどうかしていると言えよう。
それに比べると、神というのはすごい。試しに三神を箱の上に置いてみると、こんなにありがたい。
まず箱の部分から平和な感じが出てるし、神も市販品だけあって、かなり崇高な感じがする。こういうのを俺は昔から祈りたかったんだ。伝統文化みたいな感じがするし、うん。アメリカとは本当に異なる文化があるね。だから俺は日本人が大好きなんだ!
神を装飾しよう
とにかく俺はこれが気に入ってしまい、鋏とか両面テープを駆使してもうちょっと装飾を加えることにした。これがミニチュアを作るみたいでなかなか楽しいし、見事に荘厳な雰囲気が出た。
マジ後光が差しているし、タバコの空き箱に半紙を貼ったら渋い感じになった。左下に池谷幸雄さんの広告がチビッとだけ移っているのも良い。
神っぽい雰囲気を作るってのはなかなか面白い娯楽で、今後は拍手を打つとイヨーという声が聞こえたり、ビカーッて光ったりとかそういうアクションも欲しいところだけども、そこまで楽しいわけじゃないから、これくらいにしておくけどわりと満足感が高い娯楽だと思う。
そういや平安時代だかなんだか知らねぇけど、イカれた貴族が寺とか作りまくって、死ぬ寸前に経文大合唱みたいなの聞きながら、仏像に結び付けた紐握り締めて死んだみたいな常軌を逸したアホがいましたみたいな話あるけど、あれって娯楽少ない時代だしすごい楽しかった気がしますね。
とにもかくにも俺は良い偶像を手に入れましたから、今後は1日に1000回くらい祈りまくっていきたいと思います。