箱根旅館「平日満室」に…“宣言解除”で人出倍増も[2021/03/22 14:22]
首都圏1都3県に出されていた新型コロナウイルスの緊急事態宣言は、22日午前0時に全面解除されました。
リバウンドを防ぐため、今月末までは不要不急の外出自粛要請は続きますが、上野公園など桜の名所では21日、前の週に比べ、人出が倍増しています。
■宣言解除…日付変わった渋谷に若者の姿
21日は、全国的に“春の嵐”に見舞われ、東京都心では最大瞬間風速19.9メートルを記録しました。
2カ月半にわたり、1都3県に出されていた緊急事態宣言は、21日で終わりを迎えました。しかし、リバウンドを防ぐための“不要不急の外出自粛要請”は、今月末まで続きます。
午前0時、日付の変わった東京・渋谷には若者の姿がありました。
学生は「きょうは飲んでました。自分の欲というか、遊びたい欲だったり、学生最後なので、開放的に遊びたかったのもあって。午後8時だと、物足りない感がありました」と話していました。
■小池知事は「リバウンド防止期間に入った」
21日、東京都では新たに256人の感染が確認されました。
東京都は一週間ごとの平均で、前の週の70%以下に抑えることを目指していますが、2週連続で100%を超え、解除前にもかかわらず、増加しています。
東京都の小池百合子知事は「緊急事態宣言の期間は、ここでいったん区切りになりますが、リバウンド防止期間に入ったという認識をお持ち頂き、第4波に入らないように引き続き協力をお願い致します」と話しました。
しかし、宣言解除前のこの週末、各地の人出は増えました。
20日午後3時の人出は、1週間前の同じ時間と比べて、例年多くの花見客が訪れる上野公園で1.9倍、井の頭公園で2.1倍と倍増していました。
■茨城は“警戒”…箱根は早速“客足変化”
そんななか、宣言解除を強く警戒するのが1都3県に近い茨城県です。
日本三名瀑(めいばく)の一つ「袋田の滝」には、20日も観光客の姿がありました。
茨城県は宣言解除に合わせて、21日から「花見で宴会はしない」「他県との往来は感染状況を踏まえ慎重に判断」などの独自の対策を始めました。
そして、宣言解除で早くも、客足に変化が出ているというのが、神奈川県箱根町の旅館「箱根藍瑠」です。
渡辺健支配人は「平日は(宣言)解除が決定して以降、満室となりました。東京、神奈川を中心に1都3県から予約頂いているお客様がほとんど」と話していました。