宮城県内では3月22日、新たに仙台市で24人、石巻市、富谷市で各4人、名取市、塩釜市、七ヶ浜町で各2人、大和町、亘理町、山元町、女川町で各1人の、合わせて42人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。月曜日の感染確認としてはこれまでで最も多い数です。42人のうち18人が現時点で感染経路がわかっていません。
年代別では、10代2人、20代14人、30代5人、40代7人、50代1人、60代2人、70代3人、80代3人、90代4人、100歳以上1人の、計42人です。
仙台市泉区にある特別養護老人ホーム「創生園泉大沢」でこれまでに15人、仙台市内の娯楽施設でこれまでに6人の感染者が確認されたことから、仙台市はこの2つの施設でクラスター(感染者の集団)が発生したとしています。
宮城県内の感染者の累計は、4768人となりました。
宮城県によりますと、22日午後3時時点で、仙台市で確認された24人を除き、県内の医療機関に入院している患者は105人で、重症者は2人となっています。241床確保されている病床の約44%が使われている状態になっていますが、そのほかにホテル療養中が321人、自宅療養中が133人、療養先調整中が209人となっていて、療養患者の数が768人と最多を更新しています。