京都大学iPS細胞研究財団は、新型コロナに感染して回復した人の血液から作ったiPS細胞を研究機関に無償で提供する取り組みを始めると、発表した。
京都大学iPS細胞研究財団によると、取り組みでは、新型コロナに感染し、京都大学などを受診した、患者の血液からiPS細胞を作製。国内外の研究機関に無償で提供するという。
重症化には遺伝的な要因が関係するとの報告もあり、血液を提供した患者の遺伝情報を持つiPS細胞から変化した肺などの細胞に、新型コロナウイルスを感染させることで、重症者と軽症者にどんな違いがあるか、遺伝的な影響を解明することが期待されている。
早ければ4月から提供を始めるということで、山中伸弥理事長は「iPS細胞をより多くの研究機関に利用してもらい、新型コロナの収束に貢献したい」としている。