3月、宮城県サッカー協会が子供たちに将来を考えるきっかけや、女子サッカーを身近に感じてもらおうと中学校でオンライン授業を開催しました。

仙台市宮城野区の鶴谷中学校。3月18日、1年生を対象に行われたのは…。

宇津木瑠美 選手

「自分には何が必要かっていうのを常に考えること」

これは宮城県サッカー協会が主催する特別講師を招いてのオンライン授業です。

県サッカー協会 庄司大志さん

「中学生が未来を切り開いていくときに参考になればなという思いで計画した」

この日講師を務めたのは日本が優勝した2011年の女子ワールドカップメンバー・宇津木瑠美選手。大けがから乗り越えた経験など自身の競技生活に触れながら子どもたちに目標や夢の大切さを教えました。

宇津木瑠美 選手

「W杯に優勝した時は、日本のみんなから頑張ってありがとうって。私たちが勇気をもらった」

授業を受けた子供たちは…。

生徒

「何事にも一生懸命取り組めば、周りの誰かが助けてくれるということを学んだ」

生徒

「今までの道をたどっていけば、必ず答えが見つかることが印象に残りました」

県サッカー協会 庄司大志さん

「スポーツ界の扉をたたく学生がもっともっと多くなってほしい。何か考えるきっかけになったのではと思います」