いやーひどかったね。若い女性に15秒バージョンでは消費税増税を肯定させるようなセリフを吐かせ、30秒バージョンでは唐突に「ジェンダー平等は時代遅れ」と嘲笑させる。
昨年の党大会で改定した綱領に「ジェンダー平等」を掲げた日本共産党にケンカを売ったのかと思ったわ。きのう(24日)、当事者(?)たる共産党員の知人が話題にしていて、けげんにまゆをひそめていた。
で、案の定「報道ステーション」のウェブCMは炎上。翌日にはウェブCMを削除し、担当者が型通りの謝罪文を発表した。
ここで思うのは、こうした粗悪なウェブCMを流させたテレビ朝日にとっては、すべて想定内の出来事だったのではないかということだ。つまり「炎上商法」。ウェブCMを流したYouTubeでは、最初からコメントを受け付けない仕様にしていたし、当初から炎上を仕掛けたのではないかと私はみている。
もし意図して炎上CMをテレビ朝日が仕掛けたのなら、問題は深刻である。あのウェブCMは、テレ朝が「うちの看板番組の『報ステ』は、今後このスタンスでやっていきますよw」と表明したに等しくなるので。
私のtwitter(@masatowishiguro)でフォローするアカウントが「『ニュース女子』のスピリットを『報ステ』が受け継いだみたいだ」とつぶやいていた。そうなら非常にやっかいになるよね。「報ステ」の影響力はゴリゴリのネトウヨ番組「ニュース女子」の比ではないから。まああのウェブCMは得より損の方が何倍も大きいだろうから、テレ朝のお偉方さんには「それ失敗ですよ」と早めに引導を渡しておこう。
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