「将来軽量橋梁構成要素」(しょうらいけいりょうきょうりょうこうせいようそ)という、お経のような言葉に頭をひねった方もおられるかもしれません。「橋梁」というのは、含まれている字のとおり、「橋」のことです。自衛隊の装備品に、大規模災害などで橋が壊れてしまった場合に応急的にかけ直すための、組み立て式の橋があります。この橋はアルミ合金を使っており、それなりの重さがあります。これをもっと軽量化すれば、これまでの橋に比べてたくさん、速く運搬できるようになる、という点に着目して行っている研究がこれなのです。現在は橋全体を作り上げる、というより、軽量化に必要な要素の技術を中心に研究しているため、「構成要素の研究」としています。
この研究では軽量化のため、橋の材料に着目しています。さて、どんな材料を使おうとしているのでしょうか。正解だと思うものをクリックしてみてください。
ヒント:陸上装備研究所のページの「将来軽量橋梁構成要素技術の研究」のコーナーか、パンフレットの21ページを見てみましょう。
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(1) 軽くて強い、チタン合金を使う。
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(2) 宮大工の知恵、木材のヒノキを使う。
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(3) 金属より軽い、炭素繊維を使う。