左は研究の説明に使っている図（陸上装備研究所のページ版）です。この図の右下にご注目ください。「台上試験＆シミュレーション検討」とあります。この研究では、モータは実際に車に積むことはせず、据え置き型の試験装置でデータを集め、それをもとに詳しい性能検討はコンピュータシミュレーションで行うことを予定しています。
　本当ならば車にモータを積んで、いろいろな走行条件で試験を行うのが理想です。しかし、それを行うには大きな予算と長い期間が必要になります。幸い、この研究では先に行った「軽量戦闘車両」の研究成果が活用できるため、「台上試験＆シミュレーション検討」によって、短期間で効率よく、予算も節約して、それでいて充分な成果を上げることを目指しています。

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