東方原作厨に関する考察
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東方原作厨に関する考察

2015-01-10 18:27
    少々思う所があり、普段の話題から脱線します。
    表題の件についてですが、いわゆるアンチの大義名分は
    「原作もろくにやってない、小説も大して読んでいない奴が
    勝手に二次創作なんかするな」という所でしょうか。
    主は東方の原作をあまりやっていない方ですが…
    (全くではありませんし、旧作も全て持ってますけどw)

    そういう連中に限って、その大義名分に則って、原作との
    整合性がどうとか「あの時〇〇はこう言っていたから、ここで
    〇〇がこう言うのはおかしい」などと言って、他人の創作の
    揚げ足を取りたがる傾向にあるようですが、この「整合性」と
    いうものが、また厄介な代物で…それは少しでも悪意が
    混ざれば、たちどころにアラ探し以外の何物でもなくなって
    しまうからです。

    さて、主も130話を数える物語を綴ってきたクリエイターの
    端くれですが、そのクリエイターが一番嫌がる事とは、一体
    何でしょうか?主の個人的な感覚では、「作品のアラ探しを
    される事」だと思うのです。東方関連の考証サイトなどを見て
    みると、「この時期に誰々がどこどこにいて、こうこう発言して
    いるが、後でこうなっているのは整合性が取れない」などと、
    いかにもクリエイターが嫌がりそうなご高説を論じておられます。
    これも主の主観ですが、主のような創作活動わずか8ヶ月程度
    の者でも、よほど重要なセリフでもない限り以前誰がどんな事を
    言ったかなど、記憶があやふやになってきてしまうものです。
    それに気付いた時は旧作を見直したりしておりますが、気付いて
    いない部分もひょっとしたらあるかも知れません。主でさえこう
    なのですから、何年もクリエイターとして同人活動をされている
    人であれば尚更だと思うのです。

    ここまで御覧になられて、ピンとこられた方はおられますでしょうか?
    原作及び原作者を崇拝しておられる、いわゆる原作厨という人種は、
    取りも直さず「好きだから」とか「極めたいから」という大義名分を
    振りかざして、崇拝しているはずの原作者が一番嫌がる事をして
    いると思うのです。好きだからと言って極度の粘着をするのは、
    早い話ストーカーと同じだと思うんですよね、主は^^;
    その裏付けとして、神主氏はこんな事を仰っておられますね。

    「自分の作品に対する批評には、一切目を通さない」

    これは文花帖の165頁あたりだったでしょうか。ここで神主氏は、
    批評はどうでもいいから、自分が作りたいものを作っているとも
    仰っておられます。原作厨と称する人種は、この言葉の真意を
    理解されておられるのか、甚だ疑問です。原作崇拝を旗印として
    いる連中が、まさか文花帖の神主氏のトークに目を通していない
    はずはないと思うのですが…
    主が察するに、神主氏にとってストーリーの整合性などというものは
    オマケのようなもので、単にゲームを楽しんでほしい、そして何より
    音楽を聴いてほしいと願っておられるのではないでしょうか。

    そして余談ですが、主は拙作の事を「東方のキャラと世界観を
    お借りした、主の物語」と何度も申しておりますが、ずっと独自
    路線を貫いていると、得てして東方そのものの世界観を忘れ
    がちになってしまうものでして…ふとそれに気付いた時、主は
    東方の音楽を聴くようにしております。ゲームではなく、音楽です。
    神主氏が東方Projectの作品群の中で、一番世に知らしめたい
    のはストーリーでもキャラ設定でもなく、音楽だと思うのです。
    その音楽を耳にすると、物語を綴り始めた時のようなフレッシュな
    気持ちに戻れるような、そんな気がするのです。
    それは、考証サイトなどという活字のカタマリに目を通すより
    ずっと東方の世界に浸れる事だと、主は思うのです。

    それと最後に、主的に思うクリエイターが嫌がる事をもうひとつ。
    それは「自分の作品の事で争いが起こる事」、少なくとも主は
    それがたまらなく嫌です。その争いを誘発しがちな原作厨、
    暴言厨は、果たして「自分は東方のファンだ」と、胸を張って
    言えるのでしょうか。だとしたら厚顔無恥も甚だしいと思う
    のですが…いかがでしょうか?
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