“解除”後は課題山積 リバウンド対策“5本の柱”[2021/03/19 18:20]
新型コロナウイルスについて東京では19日、新たに303人の感染が判明しています。21日で緊急事態宣言が解除されるのを前に、感染の再拡大に警戒感が高まっています。
当面はリバウンド対策が“争点”です。
立憲民主党・蓮舫代表代行:「リバウンド大丈夫なんでしょうか?そこを聞きたい」
菅義偉総理大臣:「5つの対策をしっかり徹底してやっていくことが大事」
東京都・小池百合子知事:「リバウンド防止する期間であると捉えてほしい」
解除へ向け、首都圏が動き出しました。
課題も山積みです。
4月並みの暖かさが続く東京都心。19日に確認された感染者は303人です。前週とほぼ変わらず300人を超える日が続いています。
18日に解除を正式決定した政府。その要となるのが5つの対策です。飲食店や医療提供体制など、リバウンド対策に掲げた“5本柱”です。
19日、千葉の居酒屋には野菜が届きました。笑顔がこぼれるのも無理はありません。緊急事態宣言を受けて1月から休業。“解除”となる来週から、営業を再開することを決めました。
2カ月に及ぶ休業では、コンビニ弁当を研究。新たに弁当販売へ向けた準備と、店内の掃除に費やされました。
5つの柱では、会食は4人までなど飲食店の対策が掲げられています。実際、6人の客が来た場合はどうするのでしょうか。
海鮮居酒屋「和ひろ」・熊井直人店長:「10人部屋に『6人』座ってもらうとか広くとる対応」
2カ月の休業で、スタッフもどんどん辞めました。人手に不安を抱えながらの再開です。
1都3県は、今月末まで時短要請を午後9時までにします。協力金は6万円から4万円に減額されます。大幅な値引きでとにかく集客でしのぎます。