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高知 変異ウイルス初確認

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高知 2021.03.19 18:48

県は19日開いた対策本部会議で新型コロナウイルスの感染者2人から変異株が検出されたことを明らかにした。県内で変異株が確認されたのは初めて。県によると3月13日以降陽性が判明した4人に対し県が変異株PCR検査を実施したところ2人から変異株が検出されたという。県は検体を今後国立感染症研究所に送り詳しい型を調査することにしている。変異株は四国では18日までに徳島で9人、香川で2人、愛媛で6人確認されていた。また県は19日新たに1人、幡多福祉保健所管内の福祉施設に勤務する40代の女性職員の感染が確認されたと発表した。この女性は18日感染が確認された20代男性と同居する母親で症状は軽症。これで県内の感染者は912人となった。入院治療が必要な人は11人でこのうち、中等症が1人、症状が軽い人が7人、重い人は3人。また、県は対策本部会議の中で他県との往来について、3月22日から4月いっぱいまでの間、旅行先は感染状況が落ち着いている地域を選び、混雑しない時期に出かけることなどを県民に求めることにした。また、会食では、年度替わりの歓送迎会や花見は感染対策を徹底することや飲酒の場での「献杯・返杯」「マスクを外してのカラオケ」など感染リスクの高い行動は引き続き控えることを県民に求める。また、旅館やホテルの宴会場を利用する際の方針としてマスク着用やアルコール消毒、体温チェックの徹底、早めの食事提供など利用者と施設側の両方に向けたガイドラインを示した。

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